ラムネの由来「語源」と意味は?サイダーとソーダとの違いは何?最近話題の「炭酸水」と「ラムネ菓子」…色んな効果があると流行っていますよね!サイダーとソーダとの違いも気になりませんか?飲料水とお菓子、同じ「ラムネ」が付くのはなぜ?「ラムネ」の語源や意味、由来が何かをご紹介♪
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ラムネの由来「語源」と意味について
夏はキンキンに冷えたラムネをゴクッ!と飲むのが贅沢ですよね♪
お祭りでも必ず見かけるこの”ラムネ”!そもそも何で”ラムネ”と言うのでしょうか?
解説していきましょう!!
「ラムネ」の語源は、英語のlemonado(レモネード)が訛ったもの
レモネード・・レモネー・・ラモネー・・ラムネッッ‼(=゚ω゚)ノ
このようにレモネードが訛ってラムネになったみたいですね・・・
ちなみに、レモネードとはレモン水のことですよ( *´艸`)
ラムネの由来は、1853年(嘉永6年)にペリーが浦和へ来航した際に、「レモネード」が渡来した所からみたいです。
その時のエピソードとして、飲料水として積んでいた「レモネード」を幕府の役人に飲ませたところ、当時の栓がコルク栓だったため「ポン!」と大きな音がして、銃かと思い、腰の刀に手をかけたとか!
幕府の役人さんも臆病ですねッ( *´艸`)
日本におけるラムネは、1965年(慶応元年)に長崎の藤瀬半兵衛さんが、今のラムネを「レモン水」として売り出したことが始まりみたいです。
なんと、当時のラムネは炭酸水にレモン等の香料や砂糖などを加えた炭酸飲料水だったようです!
「ラムネ菓子」は、当時のラムネは高価な飲み物だったため、”子供達に安くラムネ味を提供してあげたい‼”という大人の粋な計らいから作られたものらしいですよ(*´ω`*)
ラムネとサイダーやソーダとの違いは何?
実は昔の”ラムネ”と”サイダー”と”ソーダ”にはしっかりと違いがあるんです。
どんな違いがあるか見ていきましょう!
「ラムネ」
- レモン風味のビー玉で栓をした炭酸飲料
- 庶民派向き
「サイダー」
- リンゴ風味の王冠栓の炭酸飲料
- 高級品
「サイダー」の語源は、フランス語の「シードル(Cidre)」が英語読みになったものらしいですよ♬
「ソーダ」
- 炭酸ガスを含む水で、炭酸水全般のこと
つまり、「サイダー」と「ラムネ」は「ソーダ」に含まれちゃうんですね!
しかし現在は上記の定義が無くなり、ビー玉の入った物を「ラムネ」、ビー玉の入ってない物を「サイダー」と区別しています(‘ω’)ノ
サイダーにレモン系の香料が使われるようになり味に変わりが無くなったことや、容器が多様化してきたことが背景にあるようですよ!
ラムネの瓶について
ラムネの瓶って特徴的ですよね?ガラス玉で栓をしていますし(; ・`д・´)
実は、瓶内部に入れたガラス玉をガス圧で持ち上げ、飲み口に栓をする特殊な作りをしているのです!
このラムネの瓶は、1843年にイギリス人のハイラム・コッドさんが発明しました♬
国内では、徳永玉吉さん(徳永硝子の創業者)が初めてラムネの瓶を完成させ、ラムネの全国的な普及に貢献したそうです!
しかし、このラムネの瓶の生産ですが、日本では20年以上前に終了しているそうです・・
どうやら瓶を作る機械自体がすでに無くなってしまったそう(-ω-)
ラムネの瓶はリターナブル・ボトル(再利用可能ビン)なので、回収しないことにはどんどん減る一方!
回収したとしても、経年劣化なども踏まえると耐用年数の期限があと十年以内と言われているようです・・・
真夏のジリジリと暑い日や花火大会の出店とかで買って飲んだ瓶のラムネ。あの懐かしいラムネ瓶の口当たりを経験できなくなると思うと、なんだか寂しいですね。
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