フリットの意味とは?英語・フランス語・イタリア語?どこが発祥の料理?フリットって料理を食べたことがありますか?なんだかおしゃれな名前のフリットの意味や、英語・フランス語・イタリア語のうちどれなのか、どこの国の料理なのかもご紹介します♪
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フリットってどんな料理?
フリットって聞いたことがありますか?おしゃれな洋食屋さんに行くと、サイドメニューなんかに載っているのを見たことがあるんではないでしょうか。
でも、いざ頼むとなるとどんな料理だかよく分からなくて、ちょっと頼むのを躊躇してしまいます。
フリットとは
揚げ物の調理法のひとつで、食材にメレンゲの入った衣をつけてあげたもののことを指す。
サクサクで、中はふわふわの食感を楽しむことが出来る。
食材は、野菜や魚介を使うものが多いようです。どんな料理かは分かったけれど、他の揚げ物とそんなに違うんでしょうか?
フリットとフライの違いは?天ぷらと作り方は違う?
フリットがどんなものか、なんとなくわかったけれど正直フライとの違いが分からないという方もいますよね。二つは似ている名前でも、別物なんです!
フライは、衣にパン粉を使います。これにより、独特のさくさく感を生み出します。材料は、小麦粉・溶き卵・パン粉を主に使用します。対してフリットには、パン粉は使いません。
では、天ぷらとフリットは見た目も似ていますが違いはあるんでしょうか?
天ぷらは、小麦粉と卵と冷水を混ぜ合わせた衣をまとわせます。
対して、フリットは、小麦粉と牛乳のほか、卵はそのまま混ぜずにメレンゲにして混ぜ合わせます。
最近では、メレンゲを使わずベーキングパウダーや炭酸を使うレシピもあります。
どのレシピも衣に空気を含ませることで、さくさくふわふわを実現しています。ここが一番大きな違いですね♪
フリットってそもそも何語?
フリットとは何語なのか。
その答えは、イタリア語です♪
たっぷりの油で揚げる調理法、または揚げた料理を指す言葉なんです!
イタリア語で…
・揚げる→フリットゥーラ(frittura)
・揚げ物→フリット(fritto)
因みに、フランス語ではベニエ(beignet)と言います。
英語だとフリッター(fritter)と言い、ラテン語の揚げ物を意味するfricturaが語源となっています。
つまり、フリットは洋風天ぷらのようなものですね♪笑
日本の天ぷらと違い、フリットは砂糖などを加えてりんごなどの果物にまとわせるなど、甘いお菓子としても作られるようです。なんだかおいしそうですね♪
簡単フリットのレシピをご紹介♪
ご家庭でも簡単にフリットは作れるので、普通の揚げ物に飽きたという方必見ですよ!今回は、メレンゲを作るのが面倒な人でもふっくら簡単に作れる、ベーキングパウダーを使ったレシピをご紹介します。
<お野菜のフリット>
材料
・お好きなお野菜…適量
☆衣
・薄力粉…80g
・ベーキングパウダー…小さじ1
・塩コショウ…少々
・牛乳…50~100CC(厚めの衣にしたい人は少な目)
作り方
①お好みのお野菜を一口大にカットします。
②衣の材料を混ぜ合わせ、カットしたお野菜を入れ衣をつけます。(この時、お野菜に水がついているときは、ある程度ふき取って上げた方がよく絡みます。)
③中温に熱した油でこんがりと揚げます。
④お好みで、ケチャップやマヨネーズをつけて召し上がれ♪
衣の分量は慣れてきたら自分で調節して、自分好みの衣を作ることができます。簡単なので是非作ってみて下さいね!如何でしたか?これで、外食でも胸を張ってフリットを頼めますね♪
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