会う/合う/遭う/逢う/遇うの意味は?違いや使い分けを超丁寧に解説! 会う/合う/遭う/逢う/遇うの意味って?全部「あう」ことじゃないの?会う/合う/遭う/逢う/遇うの違いはあるのか、調べてみました!会う/合う/遭う/逢う/遇うの使い分けを例文で超丁寧に解説していきます!
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会う/合う/遭う/逢う/遇うの意味は?
会う/合う/遭う/逢う/遇うは、全部読み方が同じですよね。
今回は、違いや使い分けについて、調べてみました(^▽^)/
会うの意味は?
互いに顔を向い合わせる。
場所を決めて対面する。
意味を見るだけではわかりにくいと思うので、熟語を紹介します(^▽^)/
会うの「会」が使われている熟語は、
会見・会合・会談・会話・会議・面会・再会・密会・集会・宴会・学会・教会など
があります。
熟語を見てわかる通り、「会う」は、2人以上の人間がどこかで会うという意味で使われています。
合うの意味は?
①二つ以上のものが近寄って、一つになる
②よく調和する
③二つのものが一致する
④ある基準と一致する
合うの「合」が使われている熟語には、
合体・合掌・合致・適合・会合・競合・集合・総合・配合・融合など
があります。
熟語を見てわかる通り、「合う」は、複数のものを一つにする、合わせるという意味で使われています。
遭うの意味は?
好ましくないことに偶然出会う。
遭うの「遭」が使われている熟語は、
遭遇・遭難・遭逢
があります。
「辛苦遭逢」という四字熟語があるように、非常に辛く苦しい出来事にあうことです。
「遭う」は、悪い出来事にたまたま出くわしてしまうことに使われます。
逢うの意味は?
互いに顔を向い合わせる。
たまたま人と出会う。
逢うの「逢」が使われている熟語は、
逢会・逢迎・逢年・遭逢
があります。
「逢う」は、「会う」と同じく、出会うという意味があります。
「逢う」の方が、運命的な出会いというニュアンスが強くなります。
遭うの意味は?
好ましくないことに出会う。
遭うの「遭」が使われている熟語は、
遭遇・遭難
があります。
「遭う」は「遇う」と同じく、悪い出来事に偶然出くわしてしまったときに使います。
「遇う」よりも、悪いというニュアンスが薄く、単に「偶然出会う」という意味もあります。
会う/合う/遭う/逢う/遇うの違いは?
会う/合う/遭う/逢う/遇うの違いをまとめると、以下のようになります。
会う:人とあう
合う:一致する
遭う:好ましくないことに偶然あう
逢う:親しい人とめぐりあう
遇う:偶然にあう
ここでは、「合う」だけが他と区別しやすいですね。
「会う」「遭う」「逢う」「遭う」は、大きく分けると全て「顔をあわせること」という意味になります。
会う/合う/遭う/逢う/遇うの使い分けを超丁寧に解説!
会う/合う/遭う/逢う/遇うの使い分けを、例文で超丁寧に解説します(^▽^)/
<会うの例文>
「恩師の先生に会う」
「明日は友達と会う予定だ」
「また彼女に会いたい」
<合うの例文>
「彼女とは気が合うので付き合い始めた」
「このスーツは身体にぴったり合う」
「支出と収入の計算が合う」
<遭うの例文>
「運悪く事故に遭う」
「雨に遭って濡れてしまった」
「ひどい目に遭った」
<逢うの例文>
「彼女と運命的に逢う」
「運命の人と逢いたい」
「また逢える日を楽しみにしています」
<遇うの例文>
「悪友とばったり遇う」
「時が遇ったので、昔からの願いを叶えることができた」
「有名女優に偶然遇えた」
会う/合う/遭う/逢う/遇うについて、いかがでしたか?
違いを理解して使い分けましょう!
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