講演・公演・上演の違いや意味とは?使い分けを例文で超簡単に説明!講演、公演、そして上演と言ったように、似たような言葉がたくさんありますが、この三つの言葉の意味や違いについて考えたことがありますか?その三つの言葉の使い分けを例文をあげながら超簡単に説明していきたいと思います。
説明していくからきちんと聞いておくことにゃっ!
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講演、公演、上演の違いとは?
似たような言葉に「講演」「公演」そして「上演」というものがありますが、その違いとは一体何なのでしょうか?
まずはそれぞれの言葉の意味を見ていきたいと思います。
講演とは?
何かをテーマにし、それを公衆の前で話すことを「講演」すると言います。
例えば、オリンピックのメダリストの方を招き、「夢を現実にする方法」に関して話してもらうのは「講演会」です。
関連とした用語には、討論会などが開かれるにあたり、基本となる方針について話すことである「基調講演」というものがあります。
公演とは?
「公演」するというのは、芸術作品を舞台で演じるという意味があります。
コンサート、アイスショー、ミュージカルといったようなものが「公演」するものに当たるようです。
よく使用される言葉として、日本のアーティストが国外で行う「海外公演」などがあります。
上演とは?
「上演」というのも人々に見せるという意味では上の二つと同じなのですが、もう少し掘り下げていきましょう。
「上演」は決まった人に見せるものとなります。
例えば、抽選に当たった人しか見ることができなかったり、学校の行事の中の発表などではステージで子供たちが劇などを披露してくれますが、学校関係者以外は立ち入り禁止のことが多いようで、一般の人は見ることができないようになっています。
また、作品を初めて披露するという意味合いもあり、限られた顧客に対し未公開の演劇を公開するような場合にも使用される言葉です。
上演という言葉が指す範囲としては、舞台上で演じている間であることが多く、「上演中は撮影禁止」というアナウンスがあった場合、舞台上での芝居は撮影禁止ですが、その後の舞台挨拶などは撮影が可能とされています。
3つの違いを簡単に見比べてみましょう。
「講演」は何かをテーマにし、公衆の面前で話をすること、「公演」は芸術作品を舞台で演じることを指します。
そして「上演」は決まった人に見せる見世物のことを指します。
講演、公演、上演の使い方とは?
「講演」「公演」そして「上演」の意味を見てきましたが、次はその使い方を例文を交えて紹介していこうと思います。
講演の使い方とは?
「講演者は、その講演中に自身が体験した面白い話を織り交ぜて参加者を楽しませた。」
「あの講演をしている講演者は経験が豊富なようで、どれだけたっても話題が尽きない。」
「内容のない講演を聴く時間ほど、無駄な時間はないだろう。」
「専門家による講演も行われ、満足の行く時間を過ごすことができた。」
公演の使い方とは?
「初めて劇の公演を観に行ったけれど、素晴らしかった。」
「私の好きな作品が公演されるらしい。」
「次の公演で、自分の好きな俳優がゲスト出演するようだ。」
「その公演は万雷の拍手を受け、大成功で幕を閉じた。」
上演の使い方とは?
「上演時間中の撮影は禁止されている。」
「新作劇の上演チケットを手に入れることができた。」
「上演中に携帯の使用はご遠慮ください。」
「上演中に席の移動はお控えください。」
初めて知ったわん!
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