エピローグの意味とは?反対語や日本語訳は?フランス語/英語どっち?小説を読んでいると、エピローグという言葉が出てきます。そのエピローグの意味とは何でしょう?反対語や日本語訳は何?それらの謎を一挙に解決!!フランス語と英語どっちなの?その疑問にもお答えいたしましょう!!
エピローグの意味とは
小説などを読んでいるとエピローグという言葉がでてきます。
以前、赤川次郎さんの「三毛猫ホームズ」シリーズをよく読んでいましたが、その小説にもエピローグというタイトルがありました。
改めて意味とは何でしょう?
①演劇で、舞台の上から俳優の一人が作者にかわってのべる閉幕のことば。
②詩歌・小説・演劇・歌劇などの、最後の部分・場面。
③物事の終わりの部分。終局。
となっております。
なるほど。確かに私が読んでいた小説でも、主人公と猫が推理をし、犯人が逮捕された後の主人公たちのその後のエピソードやオチが書かれていました。
エピローグの役割
ではエピローグの役割とは何でしょう?
それを用いることでどんな効果があるのでしょうか。
- 小説においては物語の結末だったり、次巻に続く場合はその要素を取り入れたりできます。
- 演劇など舞台や映画では観客に向かって閉幕の挨拶や劇の終わりの最後のセリフ・補足場面など。
- 音楽では結末部分にあたる最終章に使われます。
エピローグで主人公たちが日常生活に戻る場面や登場人物などのその後を読者などに説明できる重要な役割になりますね。
本編のみだと、主人公たちがその後どうなったのか、もやっとしたままになってしまいますよね(^▽^;)
そして次回に続く場合は、読者や観客たちを惹きつける役割を担ってくれます。
エピローグを用いることで、つぎの集客につなげることもできますね!
エピローグの反対語・日本語訳
ぬまくんが言ったように、物語の終わりの部分があれば、始まりの部分もありますよね。
それがエピローグの反対語になるわけです。
エピローグの反対はプロローグになります。
終わりも重要ですが、始まりはもっと重要ですよね。
読者や観客たちを本編により惹きつけないといけませんから。
ではプロローグの意味をみていきましょう。
①演劇で、上演意図などを述べる前口上。一般に、作品の内容を暗示する前置き部分。序詞・序言・序曲など。
②物事の始まり。発端。
なるほど。物語を始めていくうえでの世界観や前置きをすることで、本編が回想や空想シーンであることを示すなど大事な役割をしていますね。
例えば「そもそも自分がいまの状況におかれたのはあれが始まりだった・・・」
とすれば本編は回想シーンだとみている人が分かりますよね。
小説の中にはプロローグやエピローグという言葉を使用せず、日本語で書いている場合もありますよね。
例えば「序章」がプロローグ・「終章」がエピローグとして使用されたりします。
日本語訳では「序章・終章」「序幕・終幕」がプロローグ・エピローグにあてはまります。
フランス語/英語どっち?
エピローグは明らかに日本語ではありませんよね。
エピローグは何語なのでしょうか?
エピローグは【epilogue】と表記し英語になります。
が、この【epilogue】は【epiglogos:結語】という
ギリシャ語が語源になります。
中世の宗教劇にもエピローグの形はありましたが、盛んに利用されたのはイギリス王政復古期~18世紀にかけてとされています。
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