カポナータとは?ラタトゥイユとの違いやカロリー・作り方は?イタリア料理?カポナータという料理を聞いたことがあるでしょうか??ラタトゥイユと似ているイタリア料理なのかそうでないのか謎の多いカポナータですが、その違いやカロリーそして作り方も調べて紹介していきたいと思います。
カポナータとは??作り方は?イタリア料理?
カポナータという謎の料理について紹介していきます!!
「カポナータ(caponata)」というのはイタリア南部に位置するシチリア島が発祥の料理になります。
カポナータの主役はナスであり、その他にセロリ、オリーブ及びパプリカと言った野菜を用いて作られます。
一度にすべての食材を煮込んで完成ではなく、最初にセロリとオリーブを炒め、そこにパプリカやナスなどの野菜を加えます。
ここで注意してほしいのが、それぞれの野菜を素揚げにしておくことです。
そして、そこにトマトを加え煮込んでいきます。
味付けは塩コショウと言ったシンプルなものではなく、砂糖とワインビネガーで味付けをしていきます。
そして出来上がったものを器に盛り、冷ました後にバジルを散らして仕上げるのが一般的なカポナータの作り方です。
砂糖とワインビネガーを加えることにより、トマトの酸味のみならず甘くて酸っぱい味わいを楽しむことのできる料理になります。
カポナータとラタトゥイユの違いって??
出典:http://blog.livedoor.jp/sept7/archives/51421972.html
カポナータに似ている料理と言えばラタトゥイユなのですが、その違いとは何なのでしょうか??
カポナータがイタリア南部の料理に対し、「ラタトゥイユ(ratatouille)」は南フランスが発祥となります。
ズッキーニ、玉ねぎ及びピーマンと言った数種類の野菜を使うのが一般的なラタトゥイユとなります。
そして、それらの野菜をスライスし、トマトや香草と共にオリーブオイルで炒めて煮込んだものがラタトゥイユという料理です。
味付けはシンプルに塩コショウの場合が多く、スライスした野菜を綺麗に並べて盛り付けているのが特徴的です。
しかし、盛り付け方法はこれと言って決まっているわけでもなく、時には食材を角切りにて盛り付ける人もいるようです。
因みに「touiller」というのはフランス語で「混ぜる」という意味で、煮込んでいる間、かき混ぜることが重要となってくるラタトゥイユにはぴったりな名前になります。
2つの料理についての説明が終わったので、カポナータとラタトゥイユの違いをまとめました。
カポナータ
・イタリア南部のシチリア島発祥
・メインがナスでオリーブやセロリを使用
・食材を順に加熱
・ナスやパプリカは素揚げ
・砂糖やワインビネガーでしっかり味付け
・コクのある仕上がりになる
ラタトゥイユ
・南フランス発祥
・メインがズッキーニで香草などを使用
・食材は一気に炒めて煮込む
・塩コショウでシンプルに味付け
・全体的にあっさりとした仕上がりになる
カポナータのカロリーって??
野菜を素揚げにしたりと少し手間のかかるカポナータですが、カロリーの方はどうなのでしょうか??
それぞれオリジナルの調理方法や隠し味などでカロリーも変わってくるとは思いますが、一般的なレシピと材料で作られたカポナータのカロリーを紹介します。
一食当たり約146.9gのカポナータの栄養成分
・エネルギー:109kcal
・タンパク質:1.62g
・脂質 :8.56g
・炭水化物 :7.4g
100gで考えると74kcalになります。
カポナータとラタトゥイユは見た目は似ていますが、案外違いがあるみたいですね。
しっかりと食べたいときはカポナータ、あっさりと済ませたいときはラタトゥイユと、その時その時で作り分けをしてみてください。
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