慟哭の意味とは?読み方や類語・使い方を超わかりやすく解説!慟哭という言葉を聞いたことがあるでしょうか?日常会話ではあまり使用されない言葉ですが、今回はそんな慟哭がテーマになります。慟哭という漢字の読み方から意味、類語だけでなく、使い方まで超分かりやすく解説していきたいと思います。
くろちゃん、なんて書いてあるか全く読めないよー
慟哭の読み方とは?
まずは慟哭という言葉の読み方から紹介していきましょう!
「慟哭」とは「どうこく」と読む言葉になります。
慟哭の意味とは?
読み方が分かったところで、慟哭の意味について説明していきます!
「慟哭」とは「声を上げるほど激しく泣く」と言うことを意味する言葉です。
感動や悲しみで涙を流すだけでなく、知り合いの死などのとてつもなく悲しい出来事に遭遇し、人目をはばからずに大きな声で泣くことを「慟哭」と言います。
声を張り上げて泣くさまを指す言葉なので、わんわんとなく様子は慟哭に当てはまりません。
因みに、漢字を入れ替えた「哭慟(こくどう)」という言葉と誤用して使用する人もいますが、少し古めかしい表現というだけで、同じ意味の言葉として用いることができます。
慟哭の類語とは?
慟哭の類語にはどのような言葉が当てはまるのでしょうか?
- 号泣(ごうきゅう) :大声を上げ、泣き叫ぶこと。
- 哀哭(あいこく) :声をあげて悲しみ泣くこと。
- 滂沱の涙(ぼうだのなみだ):とめどなく流れる涙のこと。
- むせび泣く :息が詰まるほど激しく泣くこと。
因みに、「滂沱」というのは雨が激しく降るさま、水や汗などが激しく流れ落ちるさまを意味する言葉になります。
慟哭の使い方とは?
最後に、慟哭の使い方について紹介していこうと思います。
「映画の中で、実際に起こったことではないと分かっていても、その俳優の慟哭には心を揺さぶるものがあった。」
「子供を失くした友人の慟哭に胸が引き裂かれそうになった。」
「学生最後の試合が終わり、球場には敗北を喫した選手たちの慟哭が響いた。」
「とても仲の良かった友人の死に、慟哭する。」
「訃報を聞き、彼の知り合いは皆その速すぎる死に慟哭した。」
「慟哭」というのは特に強い悲しみを感じた時に号泣することを意味します。
日常生活でも、極端な場合を除いては使われることは少ないでしょう。
その一方、歌詞や小説などではよく使用される熟語の一つでもあります。
慟哭のまとめ!
慟哭の意味や使い方に関してまとめていきましょう!
「慟哭」とは「どうこく」という読み方をし、「声を上げるほど激しく泣く」という意味を持つ熟語となります。
声を張り上げて泣くことが慟哭になるのですが、子供がわんわんとなくさまは慟哭には入りません。
因みに、「哭慟」という言葉も存在します。
これは慟哭と同じ意味を持つ言葉で、少し古い表現にはなるのですが、言い換えとしては最適な言葉でしょう。
哭慟という言葉だけではなく、「号泣」「哀哭」「滂沱の涙」「むせび泣く」といった言葉も類語として用いることが可能な言葉になります。
「慟哭」は日常会話であまり使用する機会のない言葉ではありますが、歌詞や小説などでよく使用される言葉の一つでもあります。
涙を流すというニュアンスを持つ言葉はたくさんありますが、場面場面で使い分けることのできるよう正しく覚えましょう。
慟哭なんてめったなことがなきゃしないにゃっ!
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