佳境の意味とは?類語や忙しい/越境との違いは何?ビジネスでの使い方も!佳境の意味は「物語の面白い部分」!?佳境の類語や英語はあるの?佳境は終盤や忙しいの意味で誤用されやすい!?佳境と越境との違いは何?佳境のビジネスでの使い方は最盛期のこと!?佳境の例文も紹介します!
佳境の意味とは?
「師走も佳境ですね」とテレビで聞くことがありますが、「佳境」とはどのような意味なのでしょうか?
今日は、「佳境」について解説します(o^∇^o)ノ
物語や演劇で、興味を感じさせる場面のこと。
佳境の意味とは、小説や映画などのお話で、興味深い場面のことになります。
例えば、「推理ドラマが面白い展開に差し掛かってきたぞ!」といいたいときに、「佳境を迎える」や「佳境に入る」と表現するのです。
佳境の語源は、なんとサトウキビだと言われていますΣ(・ω・ノ)ノ
先端からサトウキビを食べ進めていくと、根元に近づくにつれてだんだんと甘くなるのです。
ほとんどの人はサトウキビをおいしい甘い部分から食べるのですが、昔の中国の画家は甘くない部分から食べていました。
その理由を聞かれたところ、画家は「だんだんと佳境に入るのが良いのだ(徐々に甘くておいしい部分に近づく)」と答えたのです(^○^)
佳境の類語は?
佳境の類語はあるのでしょうか?
調べてみました(o^∇^o)ノ
頂点、クライマックス、
最盛期、ピーク、真っ盛り、
絶頂、山場、ヤマ、全盛期、
見せ場、最高潮、など
佳境と忙しい/越境との違いは何?
特に混同しやすいのが「最後」や「忙しい」という意味です。
佳境は、物語のクライマックスや見せ場などの、一番盛り上がる場面のことでしたね(^○^)
クライマックスは終盤付近に持ってこられることが多いため、「佳境=終わり」という意味で間違えて使われることがあります。
また、ビジネスシーンで盛り上がる時期というと、たいてい重要な時期で多忙なことが多いです。
そのため、「佳境=忙しい」だと誤用して、「今は仕事が佳境なので、難しいです」と間違えて使われる場合もあります。
佳境は、「最後」や「忙しい」という意味ではありませんΣ(・ω・ノ)ノ
また、佳境と似た言葉に越境がありますが、どのような意味なのでしょうか?
境界線や国境を越えること。
佳境は物語が面白い部分に差し掛かることなので、越境とは全く違う意味の言葉ですね。
ちなみに、行政により決められた通学区の公立学校に行かず、別の学区の学校に行くことを「越境入学」といいます。
佳境のビジネスでの使い方も!
佳境は、物語が盛り上がる部分のことですが、ビジネスシーンではある状況が頂点・最盛期に差し掛かるという意味で使われています。
よく使われる言い回しとしては、「佳境を迎える」、「佳境に入る」、「佳境に差し掛かる」で、仕事が山場になっているという意味です。
それでは、佳境のビジネスでの使い方を例文で見ていきましょう(^▽^)/
「年賀状の仕分けが佳境に差し掛かる」
「リンゴの出荷が佳境に入っています!」
「プロジェクトの準備はいよいよ佳境を迎えています」
佳境について、いかがでしたか?
覚えた言葉はぜひ使ってみてくださいね(*´∇`*)
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