アビリティの意味とは?英語表記やビジネスでの使い方(例文)は?アビリティ、アニメやゲームで使われているところを見ますが、その意味とは一体何なのでしょうか?意味を始めとし、英語の表記そしてビジネスシーンでどのように使われているのか例文を交えて紹介していきたいと思います。
アビリティの意味とは?
アビリティ、もしもアニメやゲームが好きな人ならこんな感じの意味かなと想像できそうですが、そうでない人にはチンプンカンプンの言葉かもしれません。
「アビリティ」というのはもともと「ability」という英語になります。
もとは「持つ」というフランス語の「habille」から来ており、ここから英語の「~できる」という意味の「able」が生まれました。
それを名詞の形にしたものが「ability」になります。
そんなアビリティは「物事を上手く回すことができる力量又は能力」を指し、「特定された分野での才能、技量及び手腕」などを意味する言葉です。
アビリティとビジネスとの関係とは?
アビリティが能力と言うことが分かったところで、ビジネスシーンでどのように使われるのか、その関係を調べていきましょう!
就職や転職などで人材を見極める時に、企業側はその人の「能力」や「才能」を最初に見ることが多いでしょう。
なぜならば、それが一番分かりやすくその人の価値を示してくれるからです。
例えばそれは技術力、知識の深さという仕事に直結しそうなものから、性格的な面、行動力の有無若しくはやる気や将来性など、最終的に企業にとってプラスになる何かしらの能力を持っているか否かがとても重要になります。
そして、そういった人材を重宝する企業は数えきれないくらい存在します。
つまり、企業にとってのアビリティというのは学生時代に取得した資格の数々なんかよりも総合的な「ビジネスパーソンとしての価値」の方が重要なのです。
アビリティとスキルの違いとは?
アビリティの意味を理解していただけたところで、疑問に思うことはありませんか?
それだったらスキルでもいいのでは?と…
しかしアビリティとスキルには決定的な違いがあります。
「スキル(skill)」にも「腕前」「技能」と言った意味があるのですが、ビジネスにおけるスキルと言うのは「高い技能」「熟練の仕事」を指すことがほとんどです。
一般的には「トレーニング及び経験等により培った技能や腕前」を意味するスキルですが、技術系若しくは専門職では「高度な熟練した能力」という意味で使われることが多いです。
因みに就職に有利とされるスキルですが、もしも専門職に就きたいと思っているのならば数多いスキルをアピールするよりも「スキルの高さ」「経験の長さ」など、深い知識を問われることが多いでしょう。
アビリティの使い方とは?
最後にアビリティの使い方を例文と共に説明していきますね!
「彼には素晴らしい事務処理のアビリティがある」
「今年の就活生はエンプロイアビリティを十分に持ったものが多い」
「彼は自身のディスアビリティにも負けず、健常者同様か若しくはそれ以上に活躍している」
例文でいくつか出しましたが、アビリティという言葉はそれ単体で使われるよりも「~アビリティ」といった形で使われることの方が多いです。
エンプロイアビリティというのは「雇用されるくらい十分な能力」、ディスアビリティは「心身機能上の能力障害」という意味になります。
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