サチュレーションの意味とは?ビジネス用語?使い方(例文)を紹介!サチュレーションの意味って?サチるって何?サチュレーションはビジネス用語?化学用語・医療用語・ビデオ用語のサチュレーションを紹介!サチュレーションをサチらずに使えるように、使い方を例文でご紹介します!
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サチュレーションの意味とは?ビジネス用語?
「サチュレーション」という言葉を聞いたことがありますか?
ビジネス用語というより、化学用語、医療用語、ビデオ用語として使われています。
「グラフの波形がサチってるからこの辺をこうしよう!」
と専門用語で言われると何を言っているかちんぷんかんぷん…(*ω*?
カタカナ用語は見ただけでは意味が分かりにくいものが多いですね(-“-;)
今日は、「サチュレーション」と聞いてサチらないように勉強していきましょう!
「サテュレーション」とも言う。
英語で「saturation」。
飽和状態のこと。
あるものの量が最大限になり、それ以上は増えない状態。
サチュレーションポイントは飽和点の意味。
飽和(サチュレーション)とは、最大限まで満たされた状態という意味です。
この「サチュレーション/saturation」ですが、「サチる」という動詞としても使われます。
サチュレーション(saturation)を略して動詞化したもの。
「飽和する」「いっぱいになる」の意味。
主に理工系の研究者や技術者が使う俗語。
「サチュレーション」や「サチる」は、色々考えすぎて頭が働かなくなった状態を指すこともあります。
他の用語のサチュレーション
化学用語、医療用語、ビデオ用語のサチュレーションについても紹介していきます(o^∇^o)ノ
化学用語のサチュレーション
化学用語のサチュレーションは、「飽和状態」を指します。
- 溶液において、溶解度まで溶質が溶けている状態が飽和状態です。
その溶液を飽和溶液と呼び、水溶液の場合は飽和水溶液となります。 - 気体において、飽和蒸気圧に達している状態を飽和状態と言います。
- 液体において、気体との界面の圧力が飽和蒸気圧に達している状態が飽和状態です。
他にも、有機化合物や、空気調和工学、電磁気学、情報処理など様々な分野で「サチュレーション/飽和」という言葉が使われています。
医療用語のサチュレーション
医療用語のサチュレーションは、「動脈血酸素飽和度(SpO2)」のことです。
「動脈血酸素飽和度」は、血中の酸素と結合したヘモグロビンの量で、パーセントで示されます。
血液中に溶け込んでいる酸素の量の目安となります。
サチュレーションは、指先などにクリップのように挟む「パルスオキシメーター」で皮膚を通して光の吸収度で測定します。
健康であれば、96~99%が基準値といわれていますが、呼吸器官に異常あったり、高齢だったりすると、体内に取り入れる酸素が減ってしまうため、サチュレーションは低下します。
疾患により基準とする値が変わるので、患者さんの年齢の幅や病態に合わせてアセスメントすることが必要です。
ビデオ用語のサチュレーション
ビデオ用語のサチュレーションは、飽和すると言う意味で、「サチる」「サチリ」などの現場用語で用いられています。
- 増幅器や磁気テープにおいては、許容限度を超えて入力することによって飽和状態になり、入力が増加しても出力が変化しなくなる現象のことです。
- 映像では、画像の明暗が圧縮され、階調が不足したり、白飛びや色抜けしたりします。
- アンプなどの音声では過剰な入力を入れる事で飽和し、ひずみとなって現れます。
- ネットワークでは、通信するための帯域がいっぱいになったり、データの処理が限界に達したりして、それ以上速度が出ない状態のことです。
サチュレーションは色々な場面で使われているのですね(゚▽゚*)
サチュレーションの使い方(例文)を紹介!
サチュレーションは、最大限まで満たされた状態を表す言葉でしたね。
文字通り飽和状態の表現や、頭がいっぱいいっぱいでテンパったという意味でも使われることがあります。
では、サチュレーションの使い方を例文で見ていきましょう!
「サチュレーション」は長いので、「サチる」と略して使われることが多いです。
「この設定じゃ、出力信号がサチってる」
「出力電力がサチってしまった」
「触媒を増やしたら反応速度がサチった」
「予想より実測値が大きくなり、グラフがサチった」
「もうリソースがサチってるから無理」
「手一杯で頭がサチってる」
「今サチってるから余計なことできない」
「サチュレーション」は、とあるレベルを超えた状態で使うので、研究や測定が必要な多くの場面で使われるんですね。
サチュレーションについて、サチらずに覚えられましたか?
日常生活で使うと、なんとなく玄人っぽいですよ(^^♪
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