チコリーとは?効能や栄養は?栽培できる野菜?食べ方や味・コーヒーも!チコリーという野菜があるのを知っていますか?その効能や栄養・自分でも栽培できる野菜なの?といった疑問があると思います。今回はそんな疑問から食べ方や味、コーヒーに使われているってほんと?といったことを見ていきます!
チコリーとは?
チコリーという野菜はいったいどんな野菜なのでしょう?
写真を見ると一見、「白菜なのかな?」
といった印象に思いますよね!
しかし白菜ではないんですよ^^!
今回はそんなチコリーについて見ていきましょう♪
- 英語で「Chicory」
- フランス語では「Endive(アンディーブ)」
- ヨーロッパ原産の野菜
もともと苦味がきつい植物として知られていました。
しかし、日に当てずに白く栽培する方法で美味しく食べられるようになった野菜なんです!
日に当てない野菜なんてもやしみたいですね!
食べられるのはその芽の部分になっています。
チコリーの仲間は多く、リーフチコリーやサラダチコリーなどの名前のものも同じ仲間になっています。
他にも赤いチコリーも存在しているんです!
主な産地は、ベルギーやオランダで盛んに生産されていてそこから日本にも輸入されています。
日本ではまだまだ生産量が少なく、北海道などで生産がされています。
まだまだ輸入が多い野菜なんですね!
チコリーの栄養や効能は?味やコーヒーに使う?
では、チコリーの効能や栄養ってなんでしょう?
- 水溶性食物繊維のイヌリン
チコリーには水溶性食物繊維の一種である「イヌリン」が多く含まれているんです!
特に塊根の部分に多く含まれています。
古くからヨーロッパではハーブとして扱われてきた野菜なんです!
このイヌリンは多糖類ですが、砂糖や他の炭水化物に比べて3分の1から4分の1のエネルギーしか含まれていません。
- チコリー酸
これはチコリー特有の成分とされています。
これも根の部分に多く含まれているんです!
このチコリ酸には消化を促進する働きや肝機能を高める働きがあります!
消化効果のある野菜というのは嬉しいですよね^^!
その味は、少し苦味があるのが特徴的で歯ざわりがよくかすかに甘味がある野菜です。
さきほどお話した成分が主に根の部分に含まれているので通常食用にする葉の部分にはあまり栄養が含まれていない野菜なんです!!
根の部分は炒るなどしてコーヒーの風味付けに代用されています^^
カフェデュモンドというアメリカにある喫茶店ではコーヒーにチコリーが配分されているんです!
ベトナムコーヒーにもチコリー入が多いですよ^^♪
私たちも知っているコカ・コーラの「爽健美茶」にも含まれているんです!
2Lタイプなどの表記に書いているものがあるんですって!
気づいたら探して見ましょう^^♪
チコリーの栽培方法や食べ方は?
では、チコリーを自分で栽培するにはどうしたら良いんでしょうか?
チコリーの種類としては
- 独特の苦味があり主に軟白化して育てる「ウィットルーフ」
- 葉が赤い結球種の「レッドチコリー(トレビス)」
- 葉はクリーム色で白菜を小さくしたような形の「ズッチェロ(ベルハートタイプ)」
が主にあります。
その栽培の条件としては、
日当たり・置き場 | 日当たりのいい場所 |
---|---|
湿度 | 生育温度は10~20℃ |
用土 |
|
- 選び方
品種によって葉の色も適した栽培方法も違うのでお好みの品種を選びましょう♪
- 種まき
すじまきにします。
チコリーの種自体は好光性種子なので種をまいたあとは薄く土をかぶせるだけでOK♪
発芽する適正温度は10~15℃です。
発芽するまでは乾燥を防ぐようにしましょう!
- 植え付け
軟化栽培の場合
時期は11月下旬頃になります。
チコリーの根を掘り上げ、根の部分の1/3を切り取りチコリーの葉は根元から上2cmを残して切ります。
切り落とした葉はサラダなど生食することができますよ♪
木箱などに水はけの良い土を入れて切りそろえたチコリーの苗を3~4cm間隔で植え付けます。
その上から土をかけて最後にわらやビニールシートをかけて完全に光をシャットアウトするんです!
適度に水を与えて18~20℃くらいの温度に管理していると15cmまで生長したチコンと呼ばれる新芽を収穫します!
んー・・・
管理が少し難しそうな野菜ですね^^;
その食べ方としては
- 生のままサラダで♪
- 温野菜にして!
- オーブンで素焼きに!
といった食べ方があり、素材そのままの味で食べる調理法が多いようですね^^*
みなさんも一度食べてみてはいかがでしょうか^^?
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