0時と24時の違いと使い分け!今日明日どっちで深夜/午後何時と表記すべき?いまいち区別がつかない人必見！0時と24時の違いと使い分けをご紹介します。また、今日明日どっちで深夜/午後何時かの表記の仕方も一緒に解説しますので、この記事を読んでおけば「あれ？どうするんだっけ？」ともう迷う必要はありません！
0時と24時の違いは？
先に結論から言ってしまうと、０時と２４時がどの日にちに属しているかが違います。
０時と２４時はどちらも日にちが変わる夜の時間のことを示しています。
つまり“０時は新しい日にちの始まりの時間”、“２４時はその日にちの終わりの時間”ということになるのです。
ただ、どちらも同じ時間を示しているということには変わりありません。
例えば、１２月２５日の０時と１２月２５日の２４時だと、１２月２５日の０時は１２月２４日の２４時と示す時間は同じで、１２月２５日の２４時は１２月２６日の０時と示す時間は同じということです。
なので１２月２５日の２４時と１２月２６日の０時は示している時間自体は同じですが、どっちの日にちに属しているかが違うので注意が必要ということになります。
「0時」の利点と欠点
0時と書いた時、日付が誤解されることはほとんどありません。
例えば、１２月２５日の0時と書いたら、日付が変わって１２月２５日になったんだな、とわかりますよね。
しかし、0時は昼の0時なのか、夜の0時なのか・・・曖昧ですよね。
さっきの例も、もしかしたら１２月２５日の正午のことを表しているのかもしれません。
よって、0時を表すときは午前0時、午後0時としたほうが丁寧です。
また、24時間制なら正午は12時になり、0時は必ず夜の0時を指してることになります。
なので、飛行機や電車の時刻表など、誤解されたらまずい場所では、時刻は24時間制になっています。
「２４時」の利点と欠点
一方、24時と書いた時、正午と間違われることはまずありません。
ですが、24時は日付が曖昧ですよね。
例えば、１２月２５日の24時と言った場合、これは１２月２４日が１２月２５日になった時刻でしょうか、それとも１２月２５日が１２月２６日になった時刻でしょうか。
正解は後者です。
わかりにくいですよね。
そこで、誤解を避けるために１２月２６日深夜0時(１２月２５日24時)などと表記することが多くあります。
なお、24時間制では23時59分の次は0時0分です。
24時という表現は24時間制で表せる範囲を超えています。
なので、本来は0時という表現が正しく、24時というのは間違った表現です。
AMとＰＭの意味の違いは？
午前と午後を表すAMとPMですが、そもそもどういう意味なのかご存知ですか？
私は、何も考えずに使っていたので意味など考えたこともありませんでした。
皆さんも私と同じ感じではないでしょうか？
いつも当たり前のように使っていますが、いざ聞かれてみると分かりませんよね。
実は、意味があったんです。
英語では、午前を”ante meridian”、午後を”post meridian”と呼んでいます。
言葉の語源はラテン語なのですが”meridiem”は「昼の真ん中」という意味です。
ですので、それぞれ“ante meridian” ＝ 真昼の前、“post meridian” ＝ 真昼の後という意味になります。
そしてそれぞれの頭文字をとって略したのが、AMとPMとなります。
正午や深夜の0時はどう表記するの？
午前をAM、午後をPMと表すことは分かりましたが、正午や深夜の0時など、切り替えジャストの時間帯はAMとPMのどちらを付けたらいいのでしょうか。
なぜ12時をまたぐ場合にAMなのかPMなのかややこしくなってしまうのか・・・。
それは午前と午後の概念とAMとPMの考え方にズレがあるからなんです！
そもそも午前と午後というのは正子と正午を境界にした時刻の区分のことです。
正子は真夜中のことで、正午は真昼のことなので、そこで午前と午後が切り替わるのですが、その考え方だと正午は「午後0時」とも「午前12時」とも言い表せてしまうのです。
しかしAMとPMに直した場合は、深夜の0時から午前の11：59までがAM、昼の12：00から夜の11：59までがPMとなります。
なので正午は「12：00 PM」と表記するのが正しく、深夜の0時は「12：00 AM」となります。
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