お祈りとは?就活中にメールや電話でくるのはいつ?意味や対応・返信方法も紹介!就活中に送られてくるお祈りメールって何なのでしょうか?そして採用不採用を分ける電話が来るタイミング及びその内容の意味や対応、相手側が不快にならいような返信の方法も紹介したいと思います!
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お祈りメールの意味とは?就活用語?
もしも、あなたが就活生ならば一度は耳にすることがあるであろう「お祈りメール」。その意味を少し説明していきますね!!!
お祈りメールというのは、日本の就職活動の際に使われる言葉の一つで、企業から送られてくる不採用通知の俗称です。
基本的にメールで送られてくるこのお祈りメールの末尾が「今後のご活躍をお祈り申し上げます」「今後のご健闘をお祈り申し上げます」「充実した学生生活を送られることをお祈り申し上げます」などと、お祈り申し上げますで締めくくられるため、お祈りメールと呼ばれるようになりました。
因みに、お祈りメールをもらうことを「祈られる」「お祈りされる」「お祈りをもらう」なんて表現しているようです。
お祈りメールが来るのっていつ頃なの??
就活中にこのお祈りメール若しくは電話がくるのはいつ頃なのでしょうか?
これは各企業によって異なるようですが、おおむね2週間から3週間くらいが目安となっているみたいですね。しかし、早ければ1週間以内で届いたり、遅ければ1カ月以内で届いたりとその会社によって期間が違っており、これと言った決まりはないようです。
常識のある企業ならば、就活生のことを考え数日でお祈りメールを送付することを心掛けているみたいですが、時期を明確に指定している企業は珍しいみたいです。
反対に電話でお祈りされるケースはほとんどなく、お祈りは”メール”の場合が多いですね♪
お祈りメールの対応や返信方法は
お祈りメールをもらって肩を落とす就活生は数えきれないほどいるのでしょうが、その対応法、返信の仕方をきちんと知っていますか??
内定を出してくれなかった企業に対してそこまで丁寧に対応する必要があるのか、と訊かれたら頷きがたいのですが、「補欠合格になるかもしれない」「追加募集に呼ばれるかもしれない」という気持ちがあってもなくても純粋にお礼を言うことが人としてのマナーだと思われます。
企業側もそれ相応の労力及びコストをかけて学生達の面接に応じているため、その機会に対するお礼を述べるのが普通ではないでしょうか?
そして、仮にその企業から内定をもらえなかったとしても、同じ業界で働く気持ちがあるのならばいつかその会社と仕事をしなければならないときが来るかもしれません。
脱力感若しくは無力感、何にもしたくないという気持ちになるのも分かりますが、短い文でいいのです。「ありがとうございました」その一言でもいいのでお礼を述べておくのが最適でしょう。
学生が祈り返すのはダメ絶体!!
企業の都合で一方的に不合格通知を送ることに怒り奮闘し、学生が企業に対して「お祈り返し」をする行為が一時ありました。
「企業が自分を選ばないなら、こちらから願い下げのメールを送ってやろう」という報復にも似た行為とも思われるこの行動、採用されなかった憤りは理解できますがやめておいてください。
この場合、法的な問題が発生する場合があります。
労働関係に詳しい弁護士によれば、内定後の「お祈り返し」の内容次第で、不法行為責任や損害賠償義務などを負う可能性がありうるかもしれないとのことです。
内定辞退という道を選ぶこと自体は違法ではないのですが、肝心なのはその態度や内容等にあります。
一般常識とかけ離れた内容でのお祈り返しは、企業側からの反感を買いやすく、敵とみなされてしまうかもしれません。
上から目線の企業に対して何かしら思うことはあるかもしれませんが、無駄な争いは何も生み出さないので、不用意にお祈り返しを送り付けることは得策ではないと言えましょう。
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