雪国のカクテル言葉(意味)とは?味やレシピ(作り方)も解説!映画についても!雪国というカクテルを知っていますか?雪国はあの小説と関係あり?雪国のカクテル言葉はロマンチック!雪国は映画化されている!?今回は味やレシピ(作り方)も含め、カクテルの雪国について解説していきます!
日本語の名前のカクテルってなんだか珍しいわん。
でも雪国は誕生してもう60年も経っていて、しかも世界で愛されているスタンダードカクテルなのよ。
カクテルタイプ | ショート,ロング |
テイスト | 甘口,辛口,中辛,中甘辛口 |
色 | 透明,レッド,オレンジ,イエロー,グリーン,ブルー,ピンク,紫,ブラウン(琥珀色),白,黒 |
アルコール度数 | 弱い(8度以下),普通,強い(25度以上),ノンアルコール |
ベース | ジン,ウォッカ,テキーラ,ラム,リキュール,ワイン,ビール,ウィスキー,ブランデー,その他 |
カクテル言葉 | ロマンティック系,恋愛系,友情系,ユニーク系 |
雪国とは?カクテル言葉と意味は?
雪国とは、1958年に山形県のバー・ケルンのバーテンダー井山計一さんが考案したカクテルです。
「国境の長いトンネルを抜けると雪国であつた」という冒頭文で有名な川端康成の小説、『雪国』をイメージしています。
サントリー主催のカクテルコンテストでグランプリを獲っており、その後サントリーの展開するトリスバーで調査したカクテルベストランキングでも9位にランクインするほどの人気カクテルです。
極寒の国の蒸留酒であるウォッカを使っていること、グラスの縁にグラニュー糖をまぶしたスノースタイルであること、全体的に寒色系のカラーに仕上げてあることから、「雪国」という名前に相応しい統一感を感じられます。
そんな雪国のカクテル言葉は「恋を占う」です。
どことなく切ない雰囲気が、小説『雪国』の登場人物、島村と駒子の複雑で熱い恋慕を思わせるカクテル言葉ですね。
雪国の味やレシピ(作り方)は?
雪国の作り方を紹介します。
<材料>
・ウォッカ……40ml
・ホワイトキュラソー……10ml
・ライムジュース……10ml
・ミントチェリー……1個
・グラニュー糖……適量
<作り方>
1.カクテルグラスの縁を、カットしたレモンなどで湿らせる。
2.グラニュー糖を縁につけ、スノースタイルにする。
3.ウォッカ、ホワイトキュラソー、ライムジュースをシェイクしてカクテルグラスに注ぐ。
4.グラスの底にミントチェリーを沈める。
ホワイトキュラソーはオレンジの皮を漬け込んだリキュールで、オレンジの苦味と柑橘類の爽やかな風味を感じられます。
ミントチェリーは緑色に着色されたシロップ漬けのチェリーで、ミントで香り付けされています。
雪国の味は甘口で飲みやすく、ホワイトキュラソーとライムジュースにより柑橘類の香りと酸味で爽やかさを、グラニュー糖とチェリーによりデザートのような感覚を楽しむことが出来ます。
女性にもおすすめですが、度数は25度以上と高めなので飲み過ぎにはご注意下さい。
雪国の映画「YUKIGUNI」とは?
「YUKIGUNI」とは、雪国の生みの親であり、2018年現在92歳の日本最高齢のバーテンダーである井山計一さんの人生、カクテルの誕生秘話、そしてカクテルが人々の口に届くまでの奇跡を描くドキュメンタリー映画です。
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=5JXRR8la114&w=560&h=315]
1950年代、日本は各地でバーが開かれカクテルが作られていた、カクテルの黄金期でした。
そんな中1958年に生まれた雪国は、国内はもちろんのこと海外でも愛されるようになり、スタンダードカクテルの傑作となりました。
今もなお店頭に立ち続ける井山さんは、ベテラン中のベテランでありながらも老いはまるで感じさせません。
山形生まれの伝説のバーテンダーは、生涯現役でこれからも人々の心を惹きつけてゆくのでしょう。
https://www.instagram.com/p/BmTXeofA0hQ/?hl=ja&tagged=%E4%BA%95%E5%B1%B1%E8%A8%88%E4%B8%80
日本のカクテル業界の偉大な記録だにゃん。