ディミヌエンドの意味とは?音楽用語(記号)なの?デクレシェンドとの違いは?皆さんは聞いたことがありますか?聞いたことはあっても詳しい違いが分からなかったりしますよね!今日はそんな「ディミヌエンド」について、意味や音楽記号なのか、そしてデクレシェンドとの違いについて解説しちゃいます!
ディミヌエンドの意味とは? 音楽用語(記号)なの?
「ディミヌエンド」という用語の意味については、演奏に関わる方は一度は疑問に思ったことがあるのではないでしょうか?
楽譜にあまり触れることがない方は、意味の疑問というよりは、用語自体あまり聞いたことがないかもしれません。
「ディミヌエンド」は音楽用語で強弱の標語の一つです。
意味は「だんだん弱く」で「dim.」とか「dimin」と略して表記されます。
これはイタリア語ですが、イメージをもっと詳しく言葉にすると、「減衰する」というような意味で使われます。
記号では、松葉を横に置いたような記号を書きます!
記号を思い浮かべると、あれ?見たことあるかも!と思いますよね!!
ではもう少し詳しく紹介します!
ここでは音楽に詳しくない方も、もう少しイメージがはっきりつくように、せっかくなので、音楽用語以外に、「dim」を使った表現をご紹介しようと思います。
dim alight 照明を暗くする
dim color くすんだ色
dim eyes 視力の衰えた目
dim recollection おぼろげな(かすかな)記憶
とかこんなイメージです!どうでしょうか?
音楽と表現は過ごし違いますが、イメージはつきやすいですよね!!
演奏の参考にはならないかもしれませんが、言葉の意味は分かりますよね!
ディミヌエンドとデクレシェンドとの違いは?
次に、ディミヌエンドを知ったところで、デクレシェンドとの違いを考えていきましょう!
意味を知った今、考えてみるとあまり意味が変わらないんじゃないかと思いませんか?
かといって全く同じといっていいのかどうかは悩みますよね。。
様々学んでみると、ほとんどの場合、同じ意味ととらえてよいとしているようですよ。
曲のイメージの共有として、指揮者によっては同じとしていないこともあります。
ん~、、はっきりしませんよね。
今ひとつ表現イメージとしてはっきりしないのはなぜでしょう。
例えば以下のような意味合いで用いると少し違いがわかります。
クレッシェンドは「伸びや縮み」をあらわす。
ディミヌエンドは「膨張や縮小」をあらわす。
なるほど!!こう並べると、音楽に詳しい方でなくてもイメージの違いがはっきりとするのではないでしょうか?
私にもはっきりイメージがつく表現だなぁと思います!
では演奏で表現を!と言われると、困ってしまいますが、、(;^ω^)
イメージを持って曲を聴くことはできるかもと思いました!!
強くや弱くという言葉で表現すると、同じ意味に感じますが、形として表現すると「伸び縮み」や「膨張縮小」と言われると、違いを感じますね!!
あぁ~私もちょっと楽譜を引っ張り出してみたくなりました!
これでも昔は、、、なんて思いましたが、どこに片付けたかな?という程度です(;^ω^)
お手元にある方は一度記号を探してみては?
いつでもどこでも音楽記号のチェックがしたい!という方は、持ち歩きに便利なこちらの本をどうぞ♪
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