アーティキュレーションの意味とは?英語なの?音楽で使う記号なの?アーティキュレーションという言葉を聞いたことがありますか?アーティキュレーションにはどんな意味があるのでしょうか?英語なの?音楽用語なの?これからアーティキュレーションについて色々と解説していきます!!
アーティキュレーションの意味とは?英語なの?
アーティキュレーションを知っていますか?
楽器を演奏する人には身近な言葉かもしれませんね(^^)
早速アーティキュレーションという言葉について解説していきたいと思います!!
アーティキュレーション(articulation)は英語で『はっきりと区切る』という意味があります。
アーティキュレーションとは英語で、音楽で使われる用語になります。
音楽の演奏技法としては、音の長さを変えたり、音と音のつながりに色々な強弱やアクセントをつけることにより、旋律などを区分し豊かに表現することを言います。
様々な楽器の演奏や歌唱の際に用いられる技法です。
音楽で使われるアーティキュレーションの種類はどんなものがあるの?
アーティキュレーションには様々な種類があります。
どのようなものがあるか知っていると、音楽の幅や表現が広がりますよね!!
それでは紹介していきたいと思います。
●スラ―(Slur)・・音と音が途切れないように、なめらかに演奏します。隣同士が同じ音の時はタイと言います。
●テヌート(tenuto/ten.)・・音を十分に伸ばして演奏することを意味します。音の長さは保ちながら点各音符のつなぎ目は切って演奏するがスラ―との違いです。
●スタッカート(staccato/stzcc.)・・音の長さをもとの1/2程度に短く切って演奏をします。しかし、曲調によってはもっと短く演奏することもあります。
●スタッカティシモ(staccatissimo)・・音の長さをもとの1/4程度に短く切って演奏します。スタッカートよりも短くしてほしいときに使いますが、正確に基準が決まっているわけではありません。
●アクセント(accento)・・ほかの音符よりも強く演奏します。より強調したいときに使われる山型アクセントもあり、こちらはやや短めに瞬発的な力を込めて演奏します。
●マルカート(marcato/marc.)・・マルカートは一つ一つの音をはっきりと、しかし強くはならないように演奏します。さじ加減が難しいですが、意識的には伸ばさず切らずに普通に演奏することでマルカートになります。
●メゾスタッカート(mezzo staccato)・・スタッカートよりもやや長めに演奏します。元の3/4程度の長さ(スタッカートとテヌートの真ん中くらいの長さ)です。
●フェルマータ(fermata)・・フェルマータのついている音を実際の音の長さよりも伸ばして演奏します。
今回紹介したアーティキュレーションは、一般的な楽譜でよく見かける音楽記号です。
色々な音やアーティキュレーションの組み合わせによってたくさんの音楽が生まれます。
見慣れないとたくさんの記号で少し難しそうにも見える楽譜ですが、一つ一つの意味が分かれば大丈夫です!!
表現する方法を増やして、音楽をより楽しみましょう!!
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