バーニャカウダの意味とは?発祥は英語・フランス語どっち?風呂との関係は?最近は、おしゃれな名前の食べ物がたくさんあります。でもバーニャカウダの意味をご存知ですか?発祥は英語・フランス語どっちなのでしょうか?また、風呂と関係もあるらしい…?今回はそんなバーニャカウダを紹介!
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バーニャカウダの意味とは?
バーニャカウダとはイタリアの北部、ピエモンテ州の代表的な冬の郷土料理です。
バーニャカウダは柔らかく火を通したにんにくをアンチョビと一緒にすりつぶし、「フォイョ」と呼ばれる陶器の小鍋をテーブルに置き、オリーブオイルで煮たソースににんにくとアンチョビを入れてキャンドルの火で温めながら野菜などをつけて食べます。
チーズフォンデュを想像してもらうとわかりやすいです(^^)
日本ではコクをプラスするために生クリームを加えたり、味噌・ごま・マヨネーズを混ぜるなど、たくさんのアレンジがあります。
ぜひ美味しい食べ方を探してみて下さいね(^o^)
バーニャカウダのバーニャは「ソース」、カウダは「熱い」という意味です。
先ほども言った通り、小鍋で温められた熱々のソースをディップしながら食べます。
通常は温かいソースを野菜につけて食べますが、焼いた魚・肉・茹でた肉などにつけても美味しいです(^^)
最近では、市販のバーニャカウダソースもたくさん販売されています!お家で手軽にバーニャカウダを楽しむことができますね♪
バーニャカウダの発祥は英語?フランス語?
上でも説明した通り、バーニャカウダ(Bagna Cauda)はイタリアの北部、ピエモンテ州の代表的な郷土料理です!
そのため、バーニャカウダはイタリア語です(^^)
バーニャカウダは、イタリアピエモンテ州の方言(ピエモンテ語)扱いとなります。詳しい意味は、次のお風呂との関係のところで説明していきますね。
ちなみ英語・フランス語ともにバーニャカウダと呼びますが、それぞれ発音が異なります。
バーニャカウダと風呂の関係は?
バーニャカウダは「温かいお風呂」と訳されていることがあります。
バーニャ(bagna)とは「お風呂」ではなく発祥地であるピエモンテ州の方言で「ソース」を意味します。
カウダ(cauda)とは、ピエモンテ州の方言で「温かい」を意味します。
バーニョ(浴室)やバニャーレ(お風呂に入る)という言葉と似ているため、「温かいお風呂」と訳され、勘違いされてしまうこともあります。
ちなみに風呂は、日本とは違いユニットバスが主流のイタリアでは、トイレを表す単語でもあります。それが食べ物の名前になるってありえないですよね…!
バーニャカウダは温かいソースを使用することを言いますが、冷たいソースを使用する場合は、バーニャフレッダまたはバーニャフレイダ(Bagna Freida)と言います。
フレイダはピエモンテ語で「冷たい」を意味します。
日本でも方言が関係していると、同じ言葉でも意味が違うこともありますよね!海外でもその土地の方言って存在するんですね!
方言って自分が想像もしない意味があったりして、面白いですね(^^)
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