スポーツクライミングとは?競技ルールやみどころを徹底解説!スポーツクライミングというスポーツの名前を聞いたことがあるでしょうか?普通のボルタリングとどのように違うのか、競技のルールやみどころについて徹底的に解説していくので、気になっていた方は最後までお付き合いください。
どうなのくろちゃん!!
スポーツクライミングとは?
https://yamahack.com/471
まず最初に、スポーツクライミングとは何なのかという説明から入っていこうと思います。
スポーツクライミングとは、人工的に作った壁を「ホールド」という突起物を掴んで己の身体のみで登るスポーツです。
天然の岩場で行うロッククライミングとは違い、スポーツクライミングは競技性を持たせ、スポーツ的要素に重点を置いた新ジャンルのスポーツとして人気が出てきています。
「ボルダリング」「リード」「スピード」の三種目があり、それぞれ競うポイントが異なります。
ボルダリングとは?
高さ約3~5メートルの壁に固定されたホールドをロープを使用せずに上るのがボルダリングです。
競技では極限まで難しくされた課題が複数設定されており、制限時間内にいくつ登れるかを競います。
制限時間内であれば何度でも挑戦することができ、完登できなくても、到達点やトライアル回数でポイントの勝敗が決まります。
リードとは?
リードクライミングとは、制限時間6分内に高さ15メートル以上の壁をどこまで登れるかを競うものです。
安全のためロープなど、器具の装着をしますが、登るための道具は一切使用せず、己の手足のみで壁に挑みます。
通常、最後まで登るのが困難な厳しいルート設定がされており、途中で落ちてしまった場合はその地点が記録となります。
ボルダリングと違って再チャレンジすることはできません。
スピードとは?
スピードクライミングとはきわめてシンプルで、世界共通のルート設定がされた高さ15メートルの壁を登る速さを競います。
優勝タイムは男子で5~6秒、女子で7~8秒という驚異的な速さで迫力満点です!
しかし、スピードクライミングは日本ではマイナーな競技で、施設も少ないことから、知名度の強化が課題となっています。
スポーツクライミングの見どころとは?
1989年に初めてスポーツクライミングのワールドカップが開催され、比較的新しいスポーツとして話題となっています。
初期の大会から日本クライミング界のレジェンドとして平山ユージなど多くの日本人が活躍しており、毎年、国際スポーツクライミング連盟(IFSC:International Federation of Sport Climbing)が開催するワールドカップでは、日本人選手がいつも大活躍しています。
日本人選手は特にボルダリングが強く、ナショナルランキングでも2位のスロベニアに大差をつけ、5年連続で首位を獲得しており、その力強さも見どころの一つです。
この競技はヨーロッパ勢が強く、近年ではアジアや北米の国々の競技力も高まっていますが、日本の強さも際立っています。
そんな日本選手の頑張る姿も見どころの一つなのではないでしょうか?
あんなに高い壁を腕と脚だけで登って行けちゃうなんてスポーツクライミングの選手はやっぱりかっこいいわん!
22904
22916