シッティングバレーボールとは?競技ルールやみどころを紹介!シッティングバレーボールという競技の名前を聞いたことはあるでしょうか?知らない人が多そうなシッティングバレーボールというスポーツをテーマに、その競技ルールやみどころについて紹介していきたいなと思います。
これもパラリンピックに関係あるの?
一から説明していくからきちんとメモを取ることだにゃっ!!
シッティングバレーボールとは?
http://www.city.musashino.lg.jp/kurashi_guide/sports/olympic_etc/1016006/1014086.html
まずはシッティングバレーボールとは何なのか説明していこうと思います。
「シッティングバレーボール」とは、その名前の通り、座ったまま行うバレーボールのことを指します。
床に臀部(お尻)の部分を付けたままでプレーをするということです。
サーブ、ブロック、アタックなど、どの動作をとる時にも立ち上がったり、飛び跳ねたりすると反則となります。
そのため、脚に障害がある無いにかかわらず、誰もが一緒にできるパラスポーツとなっています。
1956年、オランダでドイツを起源とするジッツバル(ドイツ語で「シッティングボール」のこと)とバレーボールを組み合わせたシッティングボールが考案されました。
シッティングバレーボールのルールとは?
シッティングバレーボールは、6人制のバレーボールと共通点が多い競技となっています。
しかし、座位での競技と言うことで、独自のルールが定められています。
- 6人制バレーボールのルールを基本として、1チーム6人で行う対戦型のスポーツであること。
- 試合は5セットマッチで、1セット25点先取であること(第五セットは15点のラリーポイント制)。
- サイドアウトごとにローテーションをして、リベロ制やテクニカルアウト制を採用すること。
- クラス分けによってチーム編成されていること。
- コートはバレーボールで使用されているものよりも小さいということ。
- アタックラインはセンターラインから2メートルの位置だということ。
- ネットの高さが違うということ。
- リフティングは禁止されているということ。
- 臀部の一部は常にコートに接していなければならないということ。
- サーブブロックは許可されているということ。
コートの大きさは10メートル×6メートルの長方形で、ネットの高さは男子が1.15メートルで、女子が1.05メートルと設定されています。
クラス分けについてはSV1が四肢切断など中程度から重度の障害、SV2が人工関節や軽度の機能障害という風に分けられます。
障害の軽いSV2の選手は12のうち最大2名で、コートに入れるのは1名のみです。
シッティングバレーボールのみどころとは?
シッティングバレーボールは、攻撃の際に様々なプレーが演出されます。
相手のブロックを交わすために、クイックなどのコンビネーションプレーやフェイントも多様です。
普通のバレーボールとは違い、サーブブロックが認められているので、速くてパワフルなサーブとコースを読まれないようなサーブ技術が必要となってきます。
相手ブロックを翻弄するために、巧みな頭脳プレーも必要となり、そこにも注目していただけたらなと思います。
また、守備ではお尻を床につけて移動するので、各選手の守備範囲が狭まるため、リベロ制が適用されています。
レシーブはいつもセッターに返せるとは限らず、チームの誰もがトスを上げることができ、スパイクを打てることも要求されます。
22904
21853