つみれ・つくね・肉団子の違いは何?カロリーや材料・語源を調査!つみれ、つくね、そして肉団子、全部似たような形をしていますが、その違いをご存知でしょうか?今回はつみれ、つくね、肉団子の違いが何なのか調べていこうと思います!各料理のカロリー、材料そして語源を調査していきましょう。
つみれ・つくね・肉団子の違いとは?
つみれ、つくねそして肉団子の違いについて調べていきましょう!
それぞれの材料やカロリー、語源について説明していきます。
つみれとは?
「つみれ」とは、魚肉のすり身に卵や片栗粉などをつなぎとして混ぜ、少しずつ摘み取り団子状にしたものを汁に入れて煮た料理のことを言います。
その語源は、練った生地などを汁に入れる行為、「摘み入れ」が変化して生まれた言葉です。
カロリーは、材料が魚肉のすり身ということで、1つ(20g)で23カロリーとそこまで高くはありません。
100gでも113カロリーとなります。
つくねとは?
「つくね」とは、鶏肉、豚肉若しくは魚肉などをすりつぶし、卵や片栗粉などのつなぎを入れ、団子や棒状にしたものです。
その語源は、こねて丸めるという意味がある「捏ねる(つくねる)」という動詞の連用形を名詞化した言葉のことで、漢字では「捏ね(つくね)」とかきます。
焼き鳥のつくねのカロリーしか出てきませんでしたが、一応載せておきます。
一本当たりの平均は約91カロリーのようです。
ここまで説明してきて思った人もいると思いますが、つみれもつくねも材料が同じなんです。
では一体何がちがうのか、それは「作り方」になります。
指先やスプーンで生地を摘み取って煮汁などに入れるのがつみれ。
生地をあらかじめ成形したものがつくね。
作り方の工程が違うのであり、材料の違いではないということを覚えておきましょう!
事前に成形しているかしていないかの違いから、つみれとつくねを総称して「丸(がん)」と呼ぶこともあるようです。
肉団子とは?
最後に、肉団子とは一体何なのでしょうか?
「つみれ」や「つくね」に似て、肉団子も丸いのですが…
「肉団子」とは、英語でミートボール(meatball)とも呼ばれる食べ物です。
ひき肉につなぎと調味料を入れ、それを混ぜ合わせて丸く成形してから火を加えて作る料理のことを指します。
ミートボールをそのまま日本語にしたものが「肉団子」という解釈で大丈夫です。
他にも「メンチボール」や「ミンチボール」と言った呼びかったもあるようです。
肉団子のカロリーは1つ(19g)で39カロリーとなり、100gで206カロリーとなります。
注意していただきたいのは、つみれ、つくねそして肉団子ともに材料や作り手で1つの重さもカロリーも変わっていくということです。
あくまで目安として参考にしていただければと思います。
因みに、ミートボールには似た料理が世界各国で作られているのですが、その材料や味付け、加熱方法は国によって様々な特徴があります。
スウェーデンなら「ショットブラール(kottbullar)」、オランダなら「ヘハックトバル(gejaktbal)」、スペインやメキシコなら「アルボンディガ(albondiga)」、イタリアなら「ポルペッティーネ(polpettine)」
このように他にもいろいろな国で肉団子に似た料理が作られているのです。
その国ごとの味があって面白いですね。
驚いたわん!
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