忖度の意味とは何?使い方を超わかりやすく解説!類語や副大臣の問題発言も!平成最後に流行った言葉といえば忖度ですが、その意味はなんでしょうか？使い方や類語を解説するとともに、忖度が広まるきっかけになった副大臣の問題発言からの辞任劇についても簡単に解説していきます。
忖度の意味とは何?
忖度は『他人の心をおしはかること』『おしはかって相手に配慮すること』という意味です。
類語はあるの？
忖度には、非常に多くの類語が存在しているようです！
『忖度の類語』
「推測」「憶測」「推察」「憶説」「推当て」「推しあて」「臆度」「推測」「推考」「推し当て」「察し」「想察」「予断」「推当」「当て推量」「想像」「臆測」「仮定」「憶断」「臆断」「推論」「仮想」「臆説」「押推量」「憶測」「当てずっぽう」「目算」「恐察」「揣摩憶測」「推し言」「推定」「推量」「推察」「推知」「想定」「揣摩臆測」「押し推量」「憶説」「予測」「見当」「仮説」「心当て」「推度」「揣摩」「あて推量」「見なす」「決込む」「はかり知る」「臆度」「推し計る」「思為す」「推測」「見做す」「決め込む」「推し測る」「推し量る」「看做す」「測り知る」「想察」「想像」「臆測」「仮定」「憶断」「臆断」「思做す」「測知る」「推論」「仮想」「措定」「思い当てる」「思う」「思い為す」「憶測」「思いなす」「恐察」「類推」「推定」「推量」「推察」「推す」「推知」「推しはかる」「賢察」「推する」「極め込む」「想定」「予測」「思い做す」「仮設」「測りしる」「推度」「揣摩」
忖度の使い方は？
忖度とは、簡単に言えば「相手がこうしてほしい、こうしてくれたら嬉しいといった思いを汲み取ること、汲み取り行うこと」といったことになります。
たとえば「安倍晋三首相らに忖度した」この言葉なら、「安倍晋三首相らの意図を汲み取った上で判断した。」といった意味になります。
「相手の心中を忖度する」「〇〇の意図を忖度する」「〇〇の意向を忖度する」といった風に使われています。
副大臣が問題発言！
忖度といえば、2019年4月５日に辞任した塚田一郎国土交通副大臣の下関北九州道路の整備をめぐり「安倍晋三首相らに忖度した」という発言が問題視されたことがあります。
これは、塚田氏が１日に北九州市で開催された福岡県知事選の応援集会で、安倍晋三首相の地元の山口県下関市と麻生太郎副総理兼財務相の地元の福岡県を結ぶ下関北九州道路の国直轄調査について「忖度した」と発言が問題化したものです。
この辞職は議員辞職ではなく、国土交通副大臣を辞職するということを表していて、謝罪会見でも信頼を得られるかとの問いに「努力をしていきたい」と答え、今夏の参院選に出馬の予定など、まだまだ議員を続けていくようです。
また、統一地方選挙などへの影響を懸念する政権の意向を念頭に「辞任も忖度か」と質問されると、「違います」と答え、「私自身が判断した」と答えていますが、次の選挙戦や安倍晋三首相と捉えられても仕方がないと言えます。
同月16日に、塚田氏から自民党新潟県連の会長の辞意を伝えられ、17日には短髪姿で現れ、謝罪するとともに辞任が認められます。
塚田氏は「県連会長の職責を全うするのは潔くないと思った。けじめをつけて県民におわびをし、愛する故郷、新潟のために改めて働かせていただきたいという思いを伝えたい」と報道陣に話しています。
下関北九州道路の整備の担当者も「市民に必要な道路と考えて淡々と作業を進めてきたのに…。支障が出ないことを願うだけだ」と言葉少なに発言しているようで、自治体関係者からは不安の声が上がっています。
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