施策の意味とは?読み方は「せさく・しさく」?使い方と例文も解説!「施策を講じる」や「施策を打つ」の施策の意味って?施策の読み方は「せさく」か「しさく」のどっちが正しいの?「施行」や「施工」の正しい読み方は?施策は行政や政治の場面で使われる?施策の使い方と例文も解説します!
施策の意味とは?
政治や行政に関するニュースで「施策」という言葉を耳にすることがありますね。
しかし、「施策」とはどのような意味なのでしょうか?
今日は、「施策」について解説します(^▽^)/
政策や対策を立てて、それを実行すること。
また、その策や計画のこと。
施策とは、政治家や行政機関などが、世の中のある問題について対応・解決するときの実施策のことです。
「施」は、「ほどこす」と読み、行きわたらせるという意味があります。
「策」は、事をうまく運ぶための手段や計画のことです。
二つが組み合わさった「施策」は、「計画を実行する」という意味になります。
施策の類語には、「方策・対策・政策」などが挙げられます。
施策の意味が分かりにくければ、「戦略」と言い換えましょう!
読み方は「せさく・しさく」?
「施策」と書いてあったら、「せさく」と「しさく」のどちらの読み方をしますか?
施策の読み方は、正しくは「しさく」です。
「せさく」は慣用読みで、正式な読み方ではありません。
施策を「しさく」と読む人が67.6%、「せさく」と読む人が26.1%だと言われており、読み間違えやすい言葉なのです。
しかし、なぜ施策を「せさく」と呼ぶ人が多いのでしょうか?
行政用語では、施策を「思索(しさく)」や「試作(しさく)」と間違えないように、「せさく」と読むことが多いのです。
また、「施行」という言葉もありますが、「しこう」と「せこう」の二つの読み方があります。
施行の正しい読み方は「しこう」ですが、法律用語では「執行(しっこう)」と区別するために「せこう」と読むのです。
(ちなみに、仏教用語の施行は「せぎょう」と読みます。)
使う場面によって、「施」を「し」と「せ」の読み方を使い分けるので、間違えやすいのですね。
施策の使い方と例文も解説!
施策は、行政用語や政治用語として使われます。
特に、政治について実際に行う政策を表します。
それでは、施策の使い方を例文で見ていきましょう(^▽^)/
「新たな経営施策を立てる」
「少子化問題に歯止めをかけるための施策を行う」
「最近売り上げが減少しているので、施策を打つことにした」
「高齢者ドライバーに対して施策を講じる必要がある」
「政府の諸施策に予算を配分する」
「過去の反省から、施策を考える」
「施策を練る時間を作ろう」
「状況判断をして、適切な施策を投じる」
「施策を打ち出したのに、実施しないと批判されるよ」
「数値目標を達成するために、施策を策定する」
施策について、いかがでしたか?
ビジネスでも、施策と実施は大切ですね!
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