弊社/当社/自社の違いとは何?使い分け(メール/文書/話し言葉)を徹底解説!弊社、当社そして自社、ビジネスシーンではよく使用される言葉です。しかし、その違いを全て説明することができますか？今回は3つの言葉をテーマに、メール、文書そして話し言葉の使い分けを徹底的に解説していきます。
一から説明していくからメモの準備をしておくにゃっ！！
弊社/当社/自社の違いとは？
まずは弊社、当社、そして自社の違いについて説明していきます。
弊社とは？
「弊社」とは、自分の会社のことを相手の会社よりも下の立場に位置付け、へりくだって表現する言葉になります。
相手の会社に対して、上からの目線にならないようにしたいときに使用するので、打ち合わせなどといった会話の中でよく使われる言葉です。
当社とは？
「弊社」と同じ意味を持つ言葉が「当社」になります。
「当社」とは丁寧な表現のように思われがちですが、丁寧語でも謙譲語でもありません。
「当」は「当人」「当時」などと使われるように「その」という意味だけしかなく、へりくだった言い方ではないようです。
自社とは？
「弊社」「当社」と似た言葉に「自社」という言葉があります。これは文字通り「自分の会社」「自分が勤めている会社」という意味で使われる言葉です。
「自社」は「当社」よりさらに簡易的表現で、丁寧語や謙譲語としての働きは全くありません。
弊社/当社/自社の使い分けとは？
弊社、当社、そして自社の使い分けを、メール、文書、話し言葉に分けてみていきましょう。
メールの場合は？
社外宛のメールの場合は「弊社」を使いことをお勧めします。
主語に「弊社」、自社製品などの説明に「自社」を使用したら、その2つの言葉で統一させてください。
弊社、自社、当社などが乱立する文章は美しくない上に、相手を混乱させてしまうかもしれません。
社内宛のメールのばあいは「当社」を使用して大丈夫です。
上司に対して何かを進言したいのであれば「会社名」を使用すると良いですね。
文書
文書でも同じように、「弊社」は自社の謙譲語で主に社外の人に向けた文書に使用され、「当社」は主に社内の人に向けた文書に使用されます。
もしも、文書で「弊社」を使用した場合、相手の会社の呼び方は「貴社」で統一してください。
因みに、どうしても「自社」を使いたいならば、社内で気の置けない関係の人にならば失礼には当たらないでしょう。
話し言葉
話し言葉も大体はメールと文書と同じだと思っていただいて構いません。
しかし、会話で「弊社」を使用した時には、相手の会社の呼び方を「御社」に統一してください。
間違えても「貴社」と言わないように注意が必要です。
ちょっと間違えちゃうぐらい大丈夫！なんていう思いは相手の会社に対して失礼にあたるので、これを機に「弊社」「当社」「自社」の使い方、そして相手の会社の呼び方についてもきちんと覚えておくべきでしょう！
文書で弊社を使ったら貴社、会話で弊社を使ったら御社を使うって言うこともきちんと覚えたかにゃ？
メモを取るから今はそれで許してほしいわん(´・ω・`)
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