フルールの意味とは?フランス語/英語どっち?ド/ラが付くと意味が違う?店名やお菓子の名前などに使われているフルールという言葉。聞いたことある人もいるでしょう。どんな意味なの?フランス語?英語?どちらの言葉?ドやラがつくと意味が違うの?フルールの言葉の意味などについて説明!
フルールって?
可愛い響きの印象がある「フルール」という言葉。
聞いたことがありますか?
かわいらしいものや、香りのあるものに名付けられているような…。
それもそのはず!(●´ω`●)
フルールとは『花』を意味します。
【花】という意味ならば、かわいいものや香りのいいものいつけられているのも納得^^
フルールって何語?!
『フルール』はフランス語で、スペルは『fleur』になります♪
英語で「花」は「flower」ですね(*^^*)
また、「フローラルな香り」などで見覚えのある『フローラル』は英語です!
●フローラルの意味
フローラル(floral)は「花の、花のような、花をつかった~」のような意味があります!
「ラ」がつくフルール
フランス語で「花」という意味だった【フルール】。
「ラ」について説明の前に、フランス語の名詞には全て性別があることを知っていますか?
フルールは女性名詞です^^
え?花には性別はないでしょう!と思いますよね!!
性別がない無機質なものにも全て性別があるのがフランス語なんです。
男性名詞 | 女性名詞 |
木 | 花 |
ベンチ | テーブル |
太陽 | 月 |
父親 | 母親 |
兄弟 | 姉妹 |
表のようにどんな言葉にも性別が決まっています。
性別がはっきりしているものはわかりやすいんですけどね:;
フランス語の名詞の性の意味について説明できる完璧な理由はないんです…(*_*)
難しいですね><
そしてその名詞の前につける言葉にも性別があります。
英語だと「The」みたいな存在の定冠詞というもの。
名詞が男性だと「Le(ル)」とつけます。
名詞が女性だと「La(ラ)」をつけます。
フルールは女性名詞なので「La(ラ)」をつけるのです!
『ラ・フルール』となっても意味は「花」に変わりないということなんです☆
「ド」がつくフルール
今度はフルールに「ド」がついたら?
フランス語の「ド」は「〇〇・ド・〇〇」のように真ん中に来ることが多いです。
なぜならこの「ド」が「〇〇の〇〇」のような意味だからです(^^)
英語でいうと「of」に近い言葉。
部分冠詞といいます。
フルールで使うと「花の~」や「~の花」という意味に変わってきます!!
部分冠詞にも性別があるんです!
もちろん「de(ド)」は女性名詞に使われる部分冠詞。
男性名詞に使う部分冠詞は「du(デ)」となります!
有名な「フルール・ド・リス」
このマーク、見たことないですか?
有名なブランドもデザインに取り入れたりするほどの紋章。
フランス王家とのとっても関わりが深いものなんです。
フルール・ド・リスの直訳の意味は「ユリの花」。
でも私達が知る百合とは違うと思いませんか?
あの白い百合ではなく、アイリスというフランスの国花をモチーフにデザイン!
アイリスという花は日本で馴染みのある品種はアヤメや花菖蒲かな?
アヤメを思い出すと、とっても似ている気がします♪