シノニムの意味とは?ワイン/生物/システム(oracle)の使い方は?日常会話ではとうてい使わないであろう、シノニムという言葉の意味について調べていきたいと思います。ワイン、生物そしてシステム(orcale)に関係のある言葉みたいですが、その使い方についても詳しく調査します!
シノニムの意味とは?
シノニムという言葉を一度でも聞いたことは?その意味を調べたことは?
そういう人は少ないのではないでしょうか?
「シノニム」というのは「synonym」と表記される英語で、その意味は「同意語」「類義語」といったものです。
つまりは、同じものにつけられた名前が複数ある場合、そのそれぞれの名前を「シノニム」と言います。
もしも、とある学名が「シノニム」とされた場合、一般的には正しい学名ではないという意味を含んでいることが多いのですが、命名規約上は正しい学名として「シノニム」も含まれる場合が多いです。
因みに、「syn.」と略されて表記されることもあります。
シノニムとワインの関係とは?
そんなシノニムとワインにはどのような関係があるのでしょうか?
ワイン用語で「シノニム」というと、同じブドウの品種だけれど別の呼び方をする場合に使われる言葉です。
例えば、ミュスカデという白ワインはムロンドブルゴーニュとも呼ばれるので、ミュスカデのシノニムと言えます。
一般的には国や地域が変わると、必然的に呼び方が変わることが多いので、ワインのシノニムは無数に存在します。
ソムリエ試験を受けたいと考えているわけではないのならば一つの名前を知っているだけで充分ですね。
シノニムと生物の関係とは?
次は、シノニムと生物の関係について調べていきます!
生物の命名法の場合、複数あるシノニムはすべて交換可能というわけではなく、特定の分類群、つまりは種や属などに対して正しい学名は一時点に一つだけとなります。
そして、それは数あるシノニムの中から命名規約により決定されるのですが、その命名規約により学名が変更される場合もあるようです。
因みに先ほども出た命名規約というのは、動植物やそのほかの菌類など、様々な学名を決める際の国際的な規範のことを言います。
例えば、アサガオには「Ipomoea nil」「Pharbitis nil」と言った学名があり、両方が両方のシノニムになるのですが、有効な学名は一つだけになるのです。
基本的には先につけられた名前が有効で、あとから付けられた名前は無効となります。
シノニムとシステムの関係とは?
シノニムとシステムなんだか似たような言葉の響きですが、どのようなつながりがあるのでしょうか?
データベース管理システムなどでテーブルやビューに本来の識別名とは別の異なる文字列を与える機能が提供される場合があります。
複数のユーザーでシステムを利用している時、ログインしているユーザーの違い、オブジェクト所有者の違いに関係なく同じ表記で対象者を指定できるようになります。
プログラミング言語では、データ型に元ある名前とは別の名前を与えることができ、その行為を「タイプシノニム」と言います。
自然言語を対象とした検索システムでは、同義語若しくは表記の揺れなど、検索時に同じ単語と判断すべき語群を一つのグループとして扱う機能がありますが、それもシノニムです。
ハッシュ法や直接編成ファイルで、複数のキー値が同じアドレスを指してしまった場合、つまり複数のデータが同一のアドレスに衝突してしまった現象をシノニムと呼びます。
その場合、複数のデータを連結し、それぞれ識別できるように工夫する必要があります。
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