成果の類語や意味とは?効果/結果との違いを例文で紹介!良い意味なの?成果という言葉の意味を知ってますか?似たような意味をもつ類語は何がある?成果とは良い意味?効果や結果とは違う意味なの?その違いも例文を合わせて分かりやすく解説!気になる言葉、成果主義の意味まで徹底調査します!
成果ってどういう意味?
普段何気なく使っている言葉の意味を、説明しろと言われるとなかなか難しいですが、「成果」の意味は説明できますか?仕事などでよく耳にするかもしれませんが、具体的にはどんな意味なんでしょうか。
成果とは
あることをして得られたよい結果。出来栄え。
「成」は「成し遂げる、作り上げる」を意味し、「果」は「原因があって生じるもの」を意味します。そのため、「成し遂げたことで、出来上がった良い結果」という意味の言葉になります。
例文としては、 「成果を収める」などの使い方をします。
この「成果(せいか)」は音読みですが、訓読みで「なりはて」と読むと意味は「物事の終わった結果。のちの事。なれのはて。好ましくない状態になる。落ちぶれる。」といった意味になります。
同じ字でも読み方で意味が逆になってくるので、あわせて覚えておくと良いでしょう。
成果の類語は?効果/結果とは違うの?
「成果」の意味が分かりましたが、なんだかまだピンとこないという方は、類義語を知ることで、よりイメージがつきやすくなります。
●体験などによって得られたものを指す言葉
→獲得物・収穫・甲斐・結果
●あることが土台となって生み出されたもの
→産物・結晶・所産・結実・賜物・収穫・実り
●努力の結果として自分の利益になるもの
→賜物・恩恵・授かり物
類義語だけで見ると、一見「成果」と「結果」はどちらも行動の先に生じるものとして、同じような意味になります。
ただし、「成果」は良い意味でしか使いません。
これに対して、「結果」は物事の最終結論を指し、良い意味にも悪い意味にも使うことが出来ます。
「成果」:○今回のプロジェクトで成果を収めた。
×今回のプロジェクトは悪い成果になった。
正しくは「悪い成果結果になった。」
「効果」に関しても、行動の結果生じるもの、という意味では同じような意味を持つ言葉となりますが、こちらは結果までの過程が少し違います。
「成果」は努力したことで得ることが出来る結果ですが、「効果」は努力しなくても行動によって得ることが出来る結果です。
「効果」:「薬の効果が少しあった。」
「成果」:「薬の効果はあったが、完治するという成果までは得られなかった。」
「効果」よりも更によい結果が得られた時に使うのが「成果」だと捉えることができます。
「結果」と「効果」は、「成果」と似たような言葉ですが厳密には違う意味を持つので、使い方とあわせて覚えておきましょう♪
成果主義ってなに?
成果という言葉を調べると、よく出てくる言葉に「成果主義」というものがあります。これはいったい何なのでしょうか?
成果主義とは
企業において、業務の成果やそれに至るまでの過程によって評価をし、報酬や人事を決定すること。
この考え方について、向上心がある人にとっては、より自分を高めようと努力しやる気を高めるというメリットがあります。
しかし成果主義だと、売上以外では目立った成功例を数値で表すことが難しく、合理的でないとされることもあります。
また、査定者も人間である以上、判断基準が食い違ったりし、客観性に劣ることがあります。
そのため、この方法は採用されても上手くいかず廃止されていることが多いです。
何事もやるからには成果を残したいですが、その評価はなかなか思ったように他人に評価されないものです。
まずは自分で、頑張った自分を褒めてあげましょう。
「成果」ということばについて詳しく解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。
「効果」や「結果」との使い分けも意識して使えるようにしましょう♪
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