アルチザンの意味とは?ファッション(服)/パンとの関係は?ファッション(服)やパンとも関係のある言葉ですが、アルチザンなんて聞いたことがない。なんて方もいらっしゃると思います。国内ではあまり見かけないアルチザンとはどんな意味なのか、どんな風に使われているのか、解説していきます。
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アルチザンの意味とは?
フランス語でアルチザンまたは、アーチザンといい、芸術家、職人を意味しています。
ただ、アルチザンは、アルチスト(芸術家という意味)とは違い、技術的には熟練し精妙な腕を発揮しながらも,芸術的感動に乏しい、または、創造的精神の乏しい作品を作る人を批判的にいう言葉として使われています。
しかし、手作業のアルチザンの技術こそ伝統的な芸術を担う存在であり、彼らの熟練なくしては伝統の保持はおろか、斬新な作品の制作もままならなくなってきています。
創造性はともかく、伝統工芸の技術の維持が今日の世界的な課題となっているとき、アルチザンの役割は重要視されつつあります。
素晴らしい伝統工芸の維持もアルチザンが担っているからこそで、その技術を引き継いでいく必要性が重要ですね。
どういった時にアルチザンは使われるの?
日本では、名称として使われる以外、あまり見かけないアルチザンですが、ある所では使われています。
どんな所で使われているのか、簡単に調べていきます。
ファッション(服)との関係が?
アルチザンは、ファッション(服)の分野では、アルチザン系と呼ばれ、ジャンルの一つとして使われています。
このアルチザン系のファッションは、『CARPE DIEM(カルペディエム)』というブランドが作りだしたブランドの一種です。(現在は多数のブランドが制作している)
アルチザンブランドの最先端にいる『CARPE DIEM』ですが、現在は、アルチザンブランドを制作した当時のデザイナーから変わってしまっています。
ですので、デザイナーが現役の頃の『CARPE DIEM』の商品こそ、『CARPE DIEM』のアルチザンブランドと言えます。
また、広義に捉えると、職人の技術や意匠が込められた商品を出しているブランドとも考えられています。
『CARPE DIEM』以外のブランドは?
パンとの関係が?
パン用語では、アルチザンは『職人』を意味します。また、パンの一種に、『アルチザンブレッド』というパンがあります。
この『アルチザンブレッド』は、ヨーロッパやアメリカで人気のあるパンで、「職人技のパン」という意味です。
大量生産に向いている酵母と違い、発酵のむずかしいブドウやリンゴなどの自然の酵母を、職人がパンにあわせて調合しつくりあげるもので、大きくて素朴なパンが多く存在します。
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