アークの意味とは?電気/ファンタジーに関係する?英語表記も!アークは、溶接なんかで見かけたことがありますよね。また、ゲームの名前としても使われているし、ゲームに出てくるモンスターの名前としても登場します。電気やファンタジーに関係しているアークの意味や英語表記について解説します。
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アークの意味とは?英語表記も!
アークの英語表記は、『Arc』『Ark』『Arch』『ーarch』の４つ存在します。
それぞれの意味は、『Arc』が「円弧（円周の一部分）または、二つの電極間の放電によってつくられる光の円弧。電弧。」、『Ark』が「箱、大箱、箱舟」、『Arch』が「第一の、首位の（接頭辞）」（独立単語としても用いられる）、『ーarch』が「支配者（接尾辞）」といった意味になります。
アークの語源は?
『Arc』の語源はラテン語の「弓、アーチ」となり、弓を引き曲がっている形を表していて、この形が円弧をえがいていることが語源と言われています。
『Ark』の語源はラテン語で『アルカ』、蓋の付いた箱を意味する言葉が語源となります。
最後に、『arch』の語源ですが、接頭辞と接尾辞の語源は同じで、古典ギリシア語で「支配者、頭領」を意味する アルコスから派生した接辞「アルキ～／～アルケース」が主にキリスト教を通じてラテン語経由で英語に 取り入れられたものになります。
アークはどんなものと関係してる?
アークは、カタカナ表記では一言でも色々な意味を持っているようです。そんなアークの関係性について調べていきます。
電気と関係が?
アークの英語表記の内の一つである『Arc』は、二つの電極間の放電によってつくられる光の円弧。電弧。を指していて、電気と関係があります。
例えば、『アーク放電』これは、電弧放電のことを指していて、電極に電位差が生じることにより、電極間にある気体に持続的に発生する絶縁破壊（放電）の一種のことで、気体が励起状態になり、1000度以上の高温と閃光を伴います。
また、『アーク放電』を使った溶接方法に、同じ金属同士を溶接する『アーク溶接』というものが存在し、自動車、鉄道車両、船舶、航空機、建築物、建設機械、といった物に使われています。
ファンタジーとも関係が?
ファンタジーでは、アークを使った言葉が沢山あります。
旧約聖書の『創世記』で有名な『ノアの箱舟（Noah’s Ark）』といった名称があります。
現在では 接頭辞に用いることが多い『主要な』『偉大な』『統治者・支配者・君主』といった意味の『Arch』を使った、『Arch angel（大天使）』『Arch Bishop（大僧正）』といったものがあります。
これらは、ゲームなどでも多く見かけられる名称ですが、同じく見かけられる『アークデーモン』は『Arc daemon（悪魔の君主）』となります。
また、『Arch』は、母音で始まる語につく場合のみ「アーク」と発音し、子音で始まる語につく場合は「アーチ」と発音します。
残りの英語表記はどんな風に使われてる?
ここまでいくつかのアークを紹介しましたが、残りはどんな風に使われてるのか少しだけ紹介します。
まだ紹介していない接尾辞としての『ーarch』は、『monarch（(世襲的)君主、主権者、帝王）』といった風に、主に名詞として扱われていますが、接頭辞は単語全体に意味を付与する働きをしていますので、接尾辞に使われる場合と変わらないことが多くあります。
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