アリバイの意味とは?英語表記や医療での使い方は?語源や証明との関係も!アリバイという言葉は推理小説やミステリー映画など幅広い分野で使われていますが、何となくで使ってるなんてことはありませんか?正しい意味、語源、英語表記、医療での使い方の他に証明との関係についても調べていきます!
アリバイの意味とは?
推理小説などでよく目にするアリバイという言葉、何となくどういう意味かは分かるけれど説明するとなると難しくないですか?
「アリバイ」というのは日本語で「現状不在証明」と言います。
犯行が行われた際に、容疑者として疑われた人がその犯行の日時にその現場以外の場所に存在したという事実を主張し、自身の無実を証明することをアリバイと言います。
ここで大事なのが、その現場にいなかったことではなく別の場所にいたことを証明するということです。
アリバイの語源とは?
日本語のように使われているアリバイという言葉ですが、その語源とはどこにあるのでしょうか?
そもそもアリバイと言うのは英語で「alibi」と表記します。
つまりは英語が語源で間違いはないのですが、その由来は別のところにあるのです。
「他のところに」を意味するラテン語「alius ibi」からアリバイという言葉が生まれました。
日本でこの言葉が使われるようになったのは大正から昭和にかけて大いに流行した探偵小説の中でアリバイという言葉使用され広く普及されたと言われています。
アリバイと医療の関係とは?
アリバイと医療にはどんな関係が?と思われる人もいるかと思います。
皆さんは「診療情報管理士」という職業をご存知ですか?
診療録の管理そしてその内容の精査を行ったり、診療情報をコーティングしデータベースを構築したり、そのデータベースから必要な情報を抽出、加工そして分析することが主な業務内容です。
そして、診療録のアリバイ管理も診療情報管理士の仕事の一つなのです。
簡単に言ってしまえばカルテの貸し出しと返却をする仕事になります。
そしてその時に使われるガイドを「アリバイガイド」と言い、貸し出し中のカルテの所在情報やカルテの区分整理を行うガイドのことを言います。
アリバイと証明とは?
最初に説明したようにアリバイと言うのは日本語に直すと現場状不在証明になります。
なので、アリバイと証明の関係性は説明するまでもありませんね…
しかし、そんなアリバイを証明するためにはどうしたらいいのでしょうか?
いくら「自分はその日その時間別の場所にいた」なんて言っても誰も信じてはくれないでしょう…
通常は警察が事件の調査時に関係者のアリバイを調べるのが一般的です。
方法は様々ですが、基本的に目撃者を探すことから始まります。
地道に犯行現場周辺を聞き込み調査し、容疑者と犯行を結びつける情報となる証言を探し続けます。
しかし事件にならないような場合ならば、警察は動くことができません。
そういった場合は探偵と言った職業に就くものがアリバイ調査に乗り出します。
こうしたアリバイ調査で一番多いのは浮気の疑いがあるというものが多いようです。
依頼主が自分自身で調査できない部分を探偵事務所に依頼という形でアリバイ調査をしてもらいます。
そしてどちらの場合でも、アリバイが証明されなければ裁判にまで発展し検察側と弁護側で争いが始まるのです。
大きな事件に巻き込まれることなんてそうそうないことです。
だから自分が何月何日何時に何をしていたかなんていちいち覚えていないでしょう。
しかしもしもがないとも限らないので、少しだけでも一週間の出来事を振り返ってみたりなんてしてみてもいいかもしれませんね。
冤罪に巻き込まれるのは怖いですから…
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