クレバーの意味とは?英語が語源?使い方(例文)も紹介!クレバーの意味って?クレバーは英語が語源なの?日本のクレバーは褒め言葉だけど、英語のクレバーは狡猾という悪い意味!?クレバーの使い方をクレバーな例文でご紹介します!クレバーよりも、スマートな人間を目指しましょう!
クレバーの意味とは?
ビジネスシーンやスポーツの世界で、「クレバー」はよく登場する言葉となっていますね。
「彼の仕事のやり方は結構クレバーだ」
「あのサッカー選手は、クレバーな戦術を使う」
などと褒め言葉として使います(*^-^)
また、クレバーコーヒードリッパーや、クレバーシャープという包丁研ぎ器、クレバーカッターというまな板と包丁はさみが1台になった便利な調理器具もあります。
日本語ではプラスの意味で使われる「クレバー」ですが、英語圏ではマイナスの意味もあるので注意です!
今日は、「クレバー」についてクレバーに解説していきます(o^∇^o)ノ
英語で「clever」。
賢いさま。利口な。頭の良いさま。
クレバー(clever)とは、「賢い、利口な」という意味で、人の知識や頭の良さに対して評価をするときに使われる言葉です。
もし人から「あなたってクレバーな人よね~!」と言われたら、「あなたって賢い人よね~!」という良いニュアンスの褒め言葉です。
「あの選手はクレバーなプレーをする」と言ったら、「器用で巧みなプレーをする」「賢く立ち回る」という意味合いです。
他にも頭脳派の選手だとか、トリッキーな選手にも使われることがあります(@Д@;
このクレバーですが、日本では「利口な」という良い意味で使われていますが、実は英語では「ずる賢い、巧妙な、狡猾(こうかつ)な※」という悪い意味でも使われているのです(・・;)!!
※狡猾=ずるく悪賢いさま
そのことを次の項目で詳しく見ていきましょう(^▽^)/
スマートも賢い?
海外では、頭の良さや賢さを表す褒め言葉として、他にも「スマート(smart)」という表現が良く使われます。
クレバーもスマートも、両方とも同じレベルの頭の良さですが、クレバーは「頭の回転が速いが深さに欠ける」「(良くも悪くも)頭の回転が速い」という意味合いです。
つまり、その良い頭を悪いことに使うかもしれない人に対して、クレバーを用いるんですね。
対してスマートは、「(良い意味で)賢い、頭の回転が速い」という意味で、否定的なニュアンスがありません。
人を褒めるときには、クレバーじゃなくて、スマートというスマートな表現を使いましょうね(^○^)
クレバーは英語が語源?
日本語のカタカナ語としての「クレバー」の語源は、英語の「clever」に由来しています。
先ほども言いましたように、英語圏の「clever」には、「物事をうまいことやって狡猾」という悪い意味も含まれているのです。
さらに、アメリカ英語の「clever」と、イギリス英語の「clever」にも、ニュアンスに少し違いがあります。
アメリカのクレバーには、「温厚な、人当たりが良い」という性格を表す意味もあるのです。
その一方、イギリスのクレバーには、「健康な」という人の健康を表す意味もあります。
意味合いの違いは、しっかり押さえておきましょう(;´Д`A
「クレバー」は何となくカッコいい響きですが、英会話や海外で「クレバー」を使うのは、避けた方が賢明なようです。
確かに、頭が良く働いて、手先が器用で、言葉巧みに人を動かす人物は、「ずる賢い狡猾な人物」で信用できないというイメージですね…(^▽^;)
「クレバー」な人は、味方ならいいですが、敵には回したくありません…!
英語で「頭が良い」の表現は?
「頭が良い」の英語表現は、たくさんあるので紹介します!
clever:裏の手を使うなど、物事を上手いことやる頭の良さ。
smart:何かを要領よくこなす頭の良さ。
intelligent:物事を理解して考えるのが上手という意味の頭が良い。聡明さ。
bright:勉強ができて賢いという意味の頭が良い。子供などに使われる。
brilliant:才能あふれて優秀なという意味の頭が良い。仕事などに使われる。
wise:知識や経験が豊かで最適な判断を下せるという意味の頭が良い。賢明さ。
例えば、「You are so intelligent!」と言われたら知識を褒められていて、「You are so clever!」と言われたら上手いことやったと褒められているニュアンスになります!
自分が相手に伝えたいニュアンスによって、使い分けてくださいね^^
クレバーの使い方(例文)も紹介!
クレバーは日本のビジネスシーンでも、「頭が良い!」「賢い!」という意味で使われることもあります。
しかし、英語の元々の意味を知っている人ならば、あまり良い気分にならないかもしれないので、「スマート」と言い換えた方が良いでしょう。
クレバーは、人物以外に、物に対して使われることもあります。
それでは、クレバーの使い方をクレバーな例文で見ていきましょう\(^▽^)/
「今回の取引先ははクレバーな評価を下してくる」
「クレバーで良い馬を選んだ」
「彼のゲームにおける咄嗟の判断はクレバーすぎる」
「彼女はクレバーなところがとても魅力的だ」
「そのサッカー選手はクレバーなプレーで先制点を得た」
「あの人はどんな事態でも対処のできるクレバーな人だ」
「最近は、スマホアプリと連動したクレバーな家電が増えてきた」
「クレバーな家づくりをしたい」
「クレバー」の意味は曖昧で分かりにくいので、「クレバーだね」の一言で済ませるのではなく、具体的に評価する言葉を使いましょう(*^^*)
クレバーについて、いかがでしたか^^?
クレバーな人間よりも、スマートな人間になりたいものですね(*^^*)
13049
12375