エゴの意味とは?英語・ラテン語どっち?心理学・スピリチュアル用語?エゴという言葉は日常で使う人もいるかと思いますが、何となくで使っている場合ってありませんか?実際に英語なのかラテン語なのか区別がついてない人も多いでしょう。心理学やスピリチュアル用語なのかも一緒に調べてみます。
エゴの意味
エゴとは一体どういう意味で使うのが正しいのでしょうか?
間違って使っている人も多いのかもしれないので調べていきたいと思います。
そもそもエゴという言葉は2つの意味を持ちます。
一つ目は「自我」という意味で、簡単に言ってしまうと「自分」と言うことです。
二つ目は「利己主義」若しくは「利己主義者」という意味で、「自分の利益や快楽を大事にし、他人をないがしろにする考え方」若しくはそんな考え方を持つ人のことです。
エゴと言語
エゴには主に二つの意味があると分かったところで、元々の言語は英語なのかラテン語なのかはたまた全然違う国の言葉なのか調べていきます!!
まずエゴという意味が「自我」「利己主義/利己主義者」ということを思い出してください。
「ego」は「egoism」若しくは「egoist」という英語を略したものです。
「egoism」は利己主義、「egoist」は利己主義者を意味します。
ここから察するにエゴという言葉は「自分が大事」という2つ目の意味で使われることが多いですね。
エゴと心理学
エゴという言葉と心理学とではどのようなつながりがあるのでしょうか??
心理学でいうエゴとは「人間の全ての欠点、欲望のエネルギー」を指します。
人間が感じる全ての怒り、妬み、利己心、うぬぼれ、肉欲、怠惰、虚栄、恐怖、といったマイナスな感情を表しています。
<肉欲、怒り、恐怖のエゴ>
この中の一つのエゴが頭にある場合は制御が利くのですが、心にまで及んでくるとそれを制御することは難しくなります。
それにプラスして性エネルギーさえも自分のものとエゴが決めてしまった時に人間は完全にエゴの奴隷となってしまいます。
一般的に人間は3つくらいのエゴからその人の性格が形成されていると言っても過言ではありません。
ポルノ犯罪と暴力事件の件数が多いのもこのエゴが関わっていきます。
そして恐怖のエゴは一番わかりやすく、入試やリストラに恐怖を抱く人もいるでしょう、老いることに恐怖を抱く人もいるでしょう、悪魔や幽霊に恐怖を抱く人もいるでしょう。
こうして考えると恐怖のエゴと言うのは3つのうちで一番身近に存在すると言って間違いはありません。
<怠惰のエゴ>
上3つのエゴがあったとして、それと同様にポピュラーなのが怠惰のエゴです。
何をするにもめんどくさいという気持ちが人間の進化を阻みます。
その場合、大抵怠惰のエゴに対抗するため他のエゴが人間を助けます。
このようにどのエゴが人間を占領するのかエゴ同士で喧嘩を始めるのです。
冷蔵庫にしまってあるプリンを食べたいというエゴが出たとして、その途中で続きが気になる本を見つけてしまったとしましょう。
その時にプリンを食べるのが先か、本を読むのが先かという問題が起こります。
これが所謂エゴ同士の戦いであり、勝ったエゴがより一層強くなるのです。
つまり人間は自分自身の意志で動いているというよりも、エゴによって導かれているということが真実になります。
エゴとスピリチュアル
それでは、スピリチュアルから見たエゴとは一体何なのでしょうか??
スピリチュアルな人と言うのは自分自身を愛し信じています。
「スピリチュアルエゴ」という言葉が存在し、スピリチュアル関連のものを利用し、自身のエゴイズムを満たそうとする行為のことを指します。
スピリチュアルに対する知識を得ることによって、自分自身がものすごく偉大になったというような錯覚に陥るようです。
そして、そういった知識のない人を見下し傲慢な態度を取ったり、スピリチュアルを信じない人を馬鹿にする傾向があります。
ここで厄介なのが、スピリチュアルとは真反対のエゴイズムに陥っているということを本人も自覚することが難しいという所にあります。
そういった人は一度染まってしまうと、その妄想から抜け出すことが困難なのです。
心理学とスピリチュアル、どちらから見てもエゴというものは一度染まってしまうと自分自身に悪影響を及ぼす可能性があり、なかなか抜け出すことができないみたいですね。
日ごろから自分の本音と向き合って対話をし、エゴに染まる可能性を失くしていきましょう。
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