サマリーの意味とは?使い方/書き方を例文で解説!日本語の類語は?仕事をしていると、よくサマリーという言葉を目にすることがありませんか?一体、サマリーとはどんな意味があるのでしょうか。意味だけでなく例文を使った詳しい使い方や書き方の解説や、日本語の類語も併せて紹介します。
サマリーの意味
サマリーとは、
・要約
・概要
・集約
・総計
を意味します。
内容や要点を簡潔にまとめたものをサマリーと言い、ビジネスでは、主に資料で使うことが多いです。
例えば「この資料の冒頭ページはサマリーになっています」と言われた場合、冒頭ページは、資料全体の内容を簡潔に要約・集約したものとなるので、そのサマリーページを見ればこの資料がどんな内容の資料なのかが分かります。
企画書や報告書などで、内容にボリュームがあるときは特に、サマリーをつけるのとつけないのとではその資料の「質」がだいぶ違ってきます。
全部見て把握するには時間がかかりますし、最初に大まかな概要を認識しておいたほうが、詳しい内容も理解しやすくなります。
このように、資料におけるサマリーはとても大きな役割を持っているのです。
また、売上レポートなど数値を使った資料においては、総計や合計がサマリーとなり、最終的にどのくらいの金額を使ったのかが一目で把握できます。
IT用語におけるサマリーは、文章や大規模なデータなどを集約したり要約したものを言います。
インターネット上の検索画面で、内容の一部が短い文章で表示されるのもサマリーです。
医療用語では、患者の検査結果や病状の経過などの内容を記録したものをサマリーといいます。
病院を移る際にも大きな役割をもちます。
つまり、患者がより適した治療や介護が受けられるよう作成されるものになります。
金融。株式市場では、為替の推移と経済ニュースを要約したものを、サマリーと言います。
サマリーの使い方/書き方の例文
「サマリー付けて提出して」
資料の概要を一目で把握・理解できるようにしてほしい、という意図で使われている例文です。
言われなかったとしても、長い文章であったりたくさんのデータがある資料については、冒頭に概要を集約したサマリーを付けておくと親切でしょう。
「このデータ、サマって(サマリーして)」
この例文の場合は、2通りの趣旨が考えられるので注意が必要です。
ひとつは、例文1のように、集約したデータがほしい、という意図である場合です。
もうひとつは、数値の合計が見たい、という意図である場合です。
資料の内容から判断する形となりますが、いずれにしても必要に応じて表やグラフにするなどして、一目で分かりやすいサマリーを作りましょう。
サマリーの日本語の類語
サマリーの日本語の類語は、
・要旨
・概略
などがあります。
述べられた内容のうち、大事な箇所だけをかいつまんだものを言います。
例えば、会議や講義が行われた場合に、その会議や講義に参加していない人にも、どのような内容だったかが一目で分かるものであったり、ここさえ抑えられれば大丈夫という内容になります。
細部が省略された表や内容のことを言います。
特に上司など多忙な相手には、資料の内容を簡潔に1ページにまとめたものが求められます。
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