たおやかの意味とは?類語/使い方(例文)/語源/漢字は?男性/女性どちらに使う?たおやかの意味は?たおやかの語源と漢字は?たおやかの類語は?たおやかの使い方をたおやかな例文で紹介!たおやかは女性にしか使えない?男性にはどんな言葉を使えばいい?たおやかについてたおやかに解説します!
たおやかの意味と語源と漢字は?
「たおやか」という言葉は、歌詞で時々見かけますね。
でも、どんな時に使うのか全くわかりません(-“-;)
「たおやかな美しさを持つ女性」
「山の峰々がたおやかだ」
のように使いますが、一体どういうニュアンスなんでしょうか(*ω*?
日常生活ではあまり使いませんが、「たおやかな日本の心」的な日本語なのでぜひ覚えておきたい言葉です!
今日は、「たおやか」について解説していきます(≧▽≦)
「たお」は「たわ(撓)」が音変化したもので、「たわやか」とも言う。
「やか」は接尾語。
①姿や形などがほっそりとしてしなやかなさま。
柔らかなさま。
②物腰や態度が美しくものやわらかで優美なさま。
気だてや性質などがしとやかで上品なさま。
たおやかとは、「姿・動作がしなやかでやさしいさま」という意味です。
「たおやか」の「たお」の語源は、「たわむ」という言葉と同じ意味です。
「たわむ」とは、枝などがしなやかに曲がる様子を表します。
折れそうで折れない様子やしなやかに曲がる様子から、しなやかで上品な女性や仕草のことや、しなやかで美しい景色のことを指すようになりました。
「たおやか」は、漢字で書くと「嫋やか」となります。
「嫋」という漢字は、音読みで「ジョウ」、訓読みで「たおやか、しなやか、そよぐ」と読みます。
「嫋」には、「しなやかで美しいさま、風にゆらぐさま」という意味があります。
「嫋」は難しい漢字ですね。
ちなみに、漢字検定一級レベルです!
たおやかの類語と使い方(例文)は?
たおやかとは、「姿・態度などが美しくしなやかでやさしい様子」という意味でしたね。
まず、たおやかの類語から紹介します(≧▽≦)
はんなりした、しなやか、優しい、麗しい、
優美、しとやか、やわらか、柳腰の、
なよやか、華奢、繊細、デリケート、など
たおやかは、細い腰つきの人や、繊細で優しい態度などを表すだけではありません。
ゆるやかにカーブを描くような山などの美しい風景や、細く繊細な草花がしなる様子などを表すこともできます。
たおやかは形容動詞なので、「たおやかだ」「たおやかに」「たおやかな〇〇」などと使います。
また、「たおやかさ」という名詞で使われることもあります。
では、たおやかの使い方をたおやかな例文で見ていきましょう(o^^o)♪
「舞の手振りがたおやかだ」
「たおやかになびく髪」
「たおやかな乙女のからだ」
「たおやかな身のこなしの女性」
「たおやかな緑の丘が連なっている」
「その少女は繊細さやたおやかさに欠けている」
「彼女はたおやかさがあふれている」
たおやかは、人物から風景まで幅広く表現できるので、とても柔軟性のある言葉ですね。
たおやかは男性/女性どちらに使う?
たおやかは、女性の女性らしい様子を形容する言葉です。
同じようにたおやかで優美な女性を意味する言葉に、「手弱女(たおやめ/たわやめ)」があります。
男性の男性らしい様子を形容する言葉は、「益荒男/丈夫(ますらお)」です。
ますらおは、「強く堂々とした、りっぱな男」という意味です。
たおやか・たおやめ:女性にしか使わない
ますらお:男性にしか使わない
たおやかについて、いかがでしたか?
たおやかは、決して折れることのない、大和撫子な女性のイメージを表す良い言葉ですね(^^♪
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