検収の意味や使い方・「あげる」とは?納品との違いは?経理用語なの?仕事をしていると検収という言葉を使用したり、耳にしたりします。検収の意味とは何でしょう?使い方や「あげる」とはどういう時に使うの!?納品との違いや経理用語になるのか、併せて解説致しましょう!!
検収の意味や使い方とは?
お仕事されている方は、検収という言葉を耳にしたことありませんか?
検収とはどういう意味なのでしょう。
発注したその後、納められた品物などを、注文通り品質条件や数量・仕様に合っているか確かめた上で受け取ること。
つまり注文した側が受け取るまでの一連ですね。
以前、私は事務の仕事をしていましたが、その時に検収をしたことがあります。
意味の通り、私が発注した品物が届いた時、業者の方に「ご検収ください」と言われ、納品した数と注文書の数の確認や注文した商品に誤りがないかなどを確認して受け取っていました。
物に限らず、システムでも検収という言葉を使います。
使い方としては
注文された側(受注者)が
・「商品に誤りがないか、ご検収ください」
・「システムに誤りはないか、ご検収の程よろしくお願い致します」
という風に使います。
って、それって査収とは違うの?
査収の意味とは
では、先述した検収の意味は分かりましたが、査収とはどういう意味でしょうか?
・よく確認して受け取って欲しいということ。
・メールで添付したファイルや郵送物でよく確認して欲しい時などに用いられる事が多い。
・ご査収は目上の方や、取引先に使用する。
査収はビジネスのメール文で使用されることが多いです。
履歴書を送る時の送付状にも「査収」という言葉を使えますね。
検収にあげるとは?
査収の意味も分かったところで、今度は検収にあげるという言葉。
こちらもよく「○日までに検収をあげて欲しい」と事務で使っていました。
どういう時に使うのでしょうか。
注文された側は検収を相手側にしてもらわないと、確認作業が取れていない(品物を受取ってもらっていない)という事になり、相手に支払い請求をすることができません。
つまり検収にあげるとは
確認して受け取って欲しいという意味。
になります。
発注側は相手に「早く検収をあげてほしい」と言われたら、早急に「検収を終わらせる」ようにして下さいね。
納品との違いは?
検収とは商品の数量・仕様などが問題ないか確認し受け取ることですが、それって納品にはならないのでしょうか?
違いとは何でしょう??
・品物を納入すること
・その品物。
つまり相手に品物を納める行為のことをいいます。
私たちがネット注文をした際、数日後に自宅などに届きますよね。
運輸の方が品物を渡した時が納品になります。
納品された日に納品書も一緒に貰う事がありますが、経理ではその日を、仕入れをした日付として、伝票に挙げることが多いです。
納品の後に検収が行われるのですね(^^)
あっ、でもこれって、経理用語になるのかわん?
検収は経理用語?
経理で仕入や売上の伝票を入力する作業がありますが、この日付は相手先との基準で決めます。
・納品書(品物を納めた日)の日付
・検収書(品物の確認が取れ、受け取った日)の日付
・出荷基準(品物を出荷した日)の日付
など、この基準により売上や仕入の日付が決まります。
取引先は、当月末までの売上をまとめて、相手に請求書として渡すことが多いです。
つまり検収も経理用語のひとつといえますね。
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