シナジーの意味とは?使い方を例文で解説!日本語の類語は相乗効果?シナジーって大学の講義のレジュメででてきたけど、どういう意味なんだろう。シナジーの意味やシナジーの使い方を教えます!例文も紹介しちゃいます。日本語の類語は相乗効果って本当?シナジーについて詳しくなりましょう。
シナジーの意味とは?
シナジーの意味は、複数の会社が協力したり一緒に運営を行うことで、1つの会社で行動した時よりも大きな結果を出すことです。
シナジーという言葉は、シナジー効果という形で使われますね。
シナジー効果とは、相乗効果という意味です。
シナジーの具体例としては、ある会社が別の会社を買収し合併もした時に、買収先の会社のノウハウを使って、新規事業を興したといった場合に、個別の会社では出せないような大きな利益を出せた場合などです。
イメージとしては、1(会社)+1(別会社)が2以上の3,4にほどの利益を出したといった感じですかね。
このように、シナジー効果は、チームや組織で行動することの大きなメリットの一つとされます。
いい組織やチームは、シナジー効果が発揮されていますね。
シナジーは英語では「synergy」と書きます。
この英単語がカタカナ語になったのがシナジーです。
英単語の「synergy」の意味は、「人やモノが共同で作用すること」です。
日本語でもほぼ同じ意味ですね。
英語で使うときは、スペルが難しいので注意が必要です。
シナジーの対義語として、「アナジー」という言葉があります。
アナジーは、負のシナジーを意味する言葉であり、二つ以上の人やモノが共同で作用することで、個々で活動した時より逆にパフォーマンスが低下することを指します。
組織では、チームにすることで個々の能力を発揮できなくなったという事態がよく起こります。
人でいうと、性格や仕事の進め方が合わない上司の下で働かされて、前いた部署と同じような力を発揮出来なくなってしまった、という風にです。
いい組織にするためには、アナジーが起きないよう注意が必要です。
シナジーの使い方を例文で解説!
シナジーは、主にシナジー効果という形で使われます。
・今度の買収の目的は、シナジー効果を利用して事業再建することだ。
こんな感じです。ですが例外もあります。
・文系科目と理系科目の両方を学んでいると、文理シナジーが起きる時がある
・販売シナジーが起きることを期待して、いくつかの部署が統合されることが決まった
上の例文のように、○○シナジーという使い方をして、専門的な熟語をあらわすような使い方もあります。
文理シナジーとは、文系と理系の科目を総合的に学習することで、総合的、体系的に知を高めていくことです。
例えば、経済学では、経済史という暗記重視の文系科目と、計算を良く行うミクロ経済学などに分かれています。
販売シナジーとは、流通経路や広告などの販売促進活動を一体化することで、これまで以上のアウトプットを出すことです。
このようにシナジーという言葉はビジネスにかぎらず色々な場面で使われます。
シナジーの日本語の類語は相乗効果?
シナジーはこれまで見てきたように、日本語では「相乗効果」の意味に近い言葉ですね。
しかし、シナジーは相乗効果よりも広い範囲の意味として捉われるので、他にも類義語はあります。
他の類義語の例としては、「協力作用」「共同作用」「相乗作用」といったものです。
どの類義語を使ったとしても、大きな意味の違いはないので、素直にシナジーという言葉を使ったほうが分かりやすいでしょう。
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