メランコリーの意味とは?フランス語・英語どっちが発祥?使い方も!メランコリーの意味は?映画や楽曲のタイトルにも!フランス語・英語どっちが発祥?実は古代ギリシア・ローマで使われたのが始まり!?精神医学用語でうつになりやすい性格とは?メランコリー/メランコリックの使い方を紹介!
メランコリーの意味は?
皆さんは、「メランコリー」という単語を耳にしたことがありますか?
正直、精神医学を学んでいるわけでなければ、あまり聞くことはない言葉かと思います。
「メランコリー」が、映画・楽曲の題名として使われていたり、小説などのキャッチコピーになっていたりすると、なんかカッコいい!!と感じますね(*´∀`*)
メランコリーはどのようなニュアンスの言葉なのでしょうか?
解説していきたいと思います!
①気分が重苦しくふさぐこと。憂うつ。
悲哀感と意欲の減退を主徴とする精神状態。
②躁うつ病のうつの状態。うつ病。メランコリア。
強い抑うつ・悲哀感を示す病的状態。
メランコリーは、「ゆううつ」ってことなんですね!
告白してフラれたり、ツラいことがあると、メランコリーになっちゃいますね(´・ω・`)
メランコリーはフランス語・英語どっちが発祥?
「メランコリー」は、古代ギリシア・ローマで医学用語として使われたのが始まりで、現代の精神医学の分野でも「鬱病」の意味で受け継がれています。
英語のメランコリーは、ギリシア語の「melagcholia」が由来です。
英語:melancolia/melancholy
ドイツ語:melancholie
フランス語:mélancolie
イタリア語:malinconia
メランコリーは、ギリシア語が発祥なんですねΣ(・ω・ノ)ノ
精神医学用語のメランコリー
現代の精神医学のメランコリーの用法はいくつかあります。
「メランコリーの特徴を有する」鬱病は、鬱病の中で特に重症という意味合いが強いです。
また、鬱病が起こりやすい性格のことを「メランコリー親和型」と言います。
メランコリー親和型の人は、「秩序やルールを重んじる、几帳面、献身的、良心的、仕事熱心、責任感が強い、頼みを断れない」などといった特徴があります。
つまり、真面目で勤勉なタイプのビジネスマンなんかは、鬱になりやすいのですね。
ストレスフルな生活でメランコリーな気分があまりに長く続いたら、誰かにSOSを出しましょう!
メランコリーの使い方!
日常会話では、「晴れ晴れしない落ち込んだ気分」という意味で使われます。
同じ意味合いで「メランコリック」も用いられます。
ちなみに、「メランコリー/melancholy」は「憂鬱」という意味の名詞。
対して、「メランコリック/melancholic」は「憂鬱な」という意味の形容詞です。
それでは、使い方を見ていきましょう!
「今日はメランコリーな気分なので、外出する気になれない。」
「妙にメランコリーな気持ちなって、涙が止まらなかった。」
「テストが近づいているせいで、メランコリー状態だ。」
「メランコリックな表情ですが、昨日何かありましたか?」
「その作品は、メランコリックな印象/雰囲気だった。」
「明るい音楽よりも、切ない感じのメランコリックな曲の方が好きだ。」
「アンニュイ/ennui」との違い
アンニュイは、「物憂い感じを含んだ退屈・気だるい様子」という意味です。
ちなみにアンニュイはフランス語になります。
「センチメンタル/sentimental」との違い
センチメンタルは、「感じやすく涙もろいこと、感傷的」という意味です。
「おセンチ」という略し方は、もう死語ですね(´‐ω‐)=з
「メランコリンニスト」とは?
メランコリンニストは、英語の単語としては存在しません。
「メランコリック」そのものが、「憂鬱な人」を指す言葉だからです。
「メランコリー」に「~な人」の意味の「~ニスト」を組み合わせた造語です。
「憂鬱」を使う場面で、「メランコリー」が使えたら、なんとなーく知的なイメージを受けますね(?)
皆さんもぜひ使ってみてください(* ‘∀’人)
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