Audi(アウディ)意味・由来とは?ロゴマーク(エンブレム)や社名を調査!世の中にはさまざまな会社の車が街中を走っていますよね。その中でも以前から気になっていた車はAudiなのですが、Audi(アウディ)の意味・由来とは何なのでしょう?今回はロゴマーク(エンブレム)や社名も調査してみました(^O^)/
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Audi(アウディ)意味・由来とは?
みなさんは免許を取得して一度は外車を乗りたいな~。と思ったことはありませんか?
外車にもベンツ・BMW・フォルクスワーゲン・ポルシェなどのさまざまな会社がありますよね。
わたしはアウディのロゴマークが好きなのですが、ロゴマークを知る前に、このアウディとはどういう意味なのでしょうか?
それをひもとくにはまず創設者からご紹介しましょう。
Audi(アウディ)の創設者
アウディの創立者であるアウグスト ホルヒは専門学校で工学を学んだ後、ベンツ社で3年間、生産部門の責任者として働き、その経験から独立してホルヒ社を設立しました。
ホルヒ社をホルヒ博士が設立するまで、年表で簡単にまとめてみました。
1868年 ドイツのモーゼル地方で生まれる。
1896年 ミットヴァイダの専門学校で工学を学んだ知識を活かし、カール ベンツに赴き自動車生産部門の責任者として働く。
1899年 独立。小さな自動車修理工場:ホルヒ社を開業。
1901年 独立後、最初の自動車を制作。
1902年 ドイツのフォグトランド地方にあるライヒェンバッハに会社を移転。
1904年 ツヴィッカウに会社を移転(ホルヒ社の最終的な所在地)。
なるほど、最初はホルヒ社という名前で設立していたのですね。
それが、なぜアウディとなったのでしょうか。
Audi(アウディ)の意味・由来
ホルヒ博士は1909年、経営陣と利益のことで確執が生まれ、ホルヒ社を退社することになりました。
ホルヒ社を退社した博士は、新たに「アウグスト・ホルヒ・アウトモーヴェルケ有限会社」を立ち上げますが、この「ホルヒ」がホルヒ社に似ていることから、使用を差し止められ、ドイツ語のホルヒェン(聞くという意味)と同じ意味のラテン語「アウディ」を新社名にしました。
ホルヒェン(聞く)の由来は何?
では、アウディが聞く(ホルヒェン)の同意語と分かりましたが、ホルヒェンの由来はなんでしょう。
アウグスト・ホルヒは「August Horch」と明記します。
この姓である「horch」は聞くという意味をあらわす「horchen:ドイツ語」を連想するものでありました。
ここから同じ意味のラテン語にしてAudiになったのです!!Σ(・ω・ノ)ノ!
アウディのロゴマークの意味は?
アウディのロゴマークはリングが4つ、横に連なっています。
わたしには腕を組んでいるようにも見えるのですが、どういう意味があるのでしょう。
歴史の教科書に必ず載っている「世界恐慌」これがキーワードにあるようですね。
1929年、ニューヨーク市場で株価大暴落を期に米国は深刻な不況に陥りました。
その余波は世界に及び最大規模の世界恐慌と呼ばれるほどに。
この猛威を振るった恐慌はドイツの産業界へも打撃を大いにうけることになります。
その危機を乗り超えるため「アウトウニオン(Auto Union)」が1932年に発足されたのです。
アウトウニオンとは当時、自動車メーカを代表する「アウディ」「DKW」「ホルヒ」「ヴァンダラー」の4社で結成された、日本語でいうと「自動車連合」になるのですが、その4社が自動車メーカーの総合力を高めることにより、それぞれが得意分野に専念することで、成功することができました。
ではその4社それぞれの得意分野って何でしょう?
得意分野を表にまとめてみました。
DKWは・・・・・・「小型大衆車」
ホルヒは・・・・・「プレステージーカー」
ヴァンダラーは「中級モデル車」
このそれぞれの個性を尊重し協力関係が生まれたことにより、アウトウニオンはドイツを代表するようなフルラインナップ自動車メーカーとして確立していくのですね。
つまりアウディのフォーシルバーリングスはこの4社を現したマークになるのです!!
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