当社/弊社/貴社/御社の違いと使い分け!就活や自社電話応対で使うのはどれ?いつも迷いがちな当社・弊社、そして貴社・御社の違いをわかりやすく解説!きちんと使い分けられていますか?就活生にも新入社員にも必須の知識!特に履歴書・電話対応では知っておくべき使い分けをマスターしましょう!
当社・弊社・貴社・御社の違い
就活生や新入社員なら一度はこの4つの使い分けに悩んだ経験があるのではないでしょうか?
失礼のないように!とか、間違えないように!なんて
焦った時ほど何が正解かわからなくなって、
結局間違えてしまい、落ち込んで今これを読んでいる方もいるはずです。
今回は当社・弊社・貴社・御社がきちんと使い分けられるように、まとめて解説していきますね!
まずこの4つは大きく2つに分けなければなりません。
自分の会社のことを言っているのか、相手の会社のことを言っているのか、です。
「当社」「弊社」・・・自分の会社を指す場合
「貴社」「御社」・・・相手の会社を指す場合
間違って自分の会社のことを「貴社の製品はこのような過程で…」なんて言ってしまったら恥ずかしいですし、
ましてや相手の会社のことを「後日当社へ伺って打ち合わせを…」なんて言ってしまったら、失礼極まりませんよね!
なのでこの2つのグループはきちんと分けましょう。
以下でそれぞれ詳しく違いをお伝えします!
当社と弊社
当社と弊社の違いと使い分け
当社も弊社もどちらも自分の会社を指すわけですが、じゃあ一体どうやって使い分ければいいの?というところが問題ですよね。
まずこの2つの違いは
当社・・・ただ「自分の会社」を丁寧に言ったもの。相手の会社と自分の会社の立場を同等に見ているように聞こえます。
弊社・・・自分の会社の立場を下げて、相手を尊重している言い方になります。
自社電話応対での使い方
正直なところ、電話の時はどちらを使わなければならない、と言う明確なルールはありません。
一般的に言われているのは「当社」でも「弊社」でも構わないけど、電話越しに聞き取りやすい「当社」を使うのがいいというものです。
会社によってどちらを使うかマニュアルで統一されているところもあるようです。
ただ、ビジネスにおいては、場面によって「私ども(わたくしども)」「こちら」などもうまく使って、電話の相手に不快な思いをさせないことが第一ですよね。
親しい取引先なら多少対応も堅苦しさは無くなるかと思いますが、「わたしの会社」「うちの会社」「私たち」などと言うのはやめましょう!
貴社と御社
貴社と御社の違いと使い分け
貴社も御社もどちらも相手方の会社を指して使います。
漢字だけ見ればどちらも丁寧に言っているので、同じかと思ってしまいますね。
ではこの2つの違いは何かと言うと、
貴社・・・書き言葉。文書に使われる言い方で、メールや手紙などに使用します。
御社・・・話し言葉。会話で使われる言い方で、面接や商談など直接話をするような場面で使用します。
貴社に関しては、時候の挨拶で決まり文句のように使われていますよね。
「貴社益々ご清栄のこととお慶び申し上げます」
言葉や漢字を一部変えるなどもしますが、一般的によく使われるのがこちらの文かと思います。
就活でのポイント
就活では面接以前にエントリーシートや履歴書などを書いて提出しなければなりませんよね。
そういった書類に記入するような時には「貴社」を使いましょう。
よく志望理由を書く際に使うような言い回しと合わせて覚えておくといいですね!
・私が貴社を志望した理由は…と考えたからです。
・貴社の◯◯事業部で…をしたいと考えています。
また、選考が進んでいくと必ず面接がありますが、そこでは「御社」を使うようにしましょう。
自分の希望する会社に入れるかどうかの大切な面接ですから、本番では本当に緊張しますよね。
たくさん準備もして、いざその場になったら焦って、思っていたようなことも言えないかもしれません。
もちろん「貴社」と「御社」の使い分けができないと、それさえも知らないのかと思われてしまうかもしれませんが、
もし面接中に意図せず間違えてしまっても、そこで「大失敗だ…‼︎どうしよう‼︎」と焦る必要はありません。
それよりも、自分の熱意や誠意を伝えることを大切にしてください!
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