規程/規定/規則/規約/制定との違いと使い方を超わかりやすく解説! 規程・規定・規則・規約・制定は意味も発音も似ていますが、違いはあるのでしょうか?規程・規定・規則・規約・制定の使い方も調べてみました!規程・規定・規則・規約・制定について超わかりやすく解説していきます!
Contents
規程の意味と使い方は?
官公庁や組織体の内部で事務手続きなどについて定めた(一まとまりの)規則。
規程は、特定の目的のために定められた一連の条項の全体をひとまとまりとして呼ぶときに使われます。
官公署などで、内部組織や事務の取扱いを定めたものも規程です。
「国会の両院協議会に関する規程」
「図書貸し出し規程」
規定の意味と使い方は?
物事の仕方や手続き、また概念などを、それに基づいて行為や議論ができるように、はっきり定めること。
規定は、物事のやり方を決まった形に決めて定めることや、その決まりのことです。
また、法令や規則などの中の個々の条文や条項も規定です。
「法律の規定を実施する」
「第一条に規定するところに従う」
まず、規程と規定の違いについて見ていきましょう(^▽^)/
規程が規則全体をひとまとまりとして指すのに対し、規定は一つ一つの条文を指します。
規則の意味と使い方は?
それに基づいて行為・手続き・操作が行われるように定めた規準。
国会以外の諸機関によって制定される法の一種が規則で、法律・命令などと並ぶ実定法の形式の一つです。
規則には、物事の順序という意味もあります。
「就業規則を守る」
「規則正しい生活をする」
たいていの会社には就業規則がありますが、就業規則は法的に定められた手続きを行うことにより、法の一種としてその効力が認められます。
規約の意味と使い方は?
約束事としての定めのこと。
人が協議して決めた規則や、団体の内部組織に関する規定が規約です。
「規約に違反する」
「連盟規約」
次に、規約と規程の違いを見ていきましょう(^▽^)/
規約は、組織の構成員を直接拘束するような事項についての決まりごとで、総会において決められます。
対して規程は、組織の構成員の権利義務に直接影響を及ぼすことのない事項に関する決まりごとです。
制定の意味と使い方は?
おきて・規則として取り決めること。
制定は、特に立法機関が一定の手続きによって法令を定めることです。
「憲法を制定する」
「苗字制定記念日」
規程・規定・規則・規約は決まりごとの内容のことですが、制定は決まりごとを決めるという行為のことを指します。
規程/規定/規則/規約/制定との違いを超わかりやすく解説!
規程・規定・規則・規約・制定との違いを超わかりやすく解説します(^▽^)/
規程:規則全体をひとまとまりにしたもの
規定:規則の中の一つ一つの条文を指す
規則:国会以外の諸機関によって制定される法の一種
規約:組織の構成員を直接拘束するような事項についての決まりごと
制定:法令を定めて、取り決めること
規程・規定・規則・規約・制定について、いかがでしたか?
言葉の意味を理解して使い分けましょう!
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