フラジールの意味とは?ボカロ/ELTと関係が?フランス語が語源?歌のタイトルでよくフラジールという言葉を耳にすることがあると思いますがその意味を理解していますか?ボカロやELTが出した曲にもフラジールというタイトルがあるようですね。言葉の語源がフランス語なのかも調べていきます!
フラジールとは?
フラジールという言葉を聞いたことのある人は多いと思いますが、その意味について今回は説明していこうと思います。
フラジールの語源とは?
まず最初に、「フラジール」というのは「fragile」と綴られ、英語ではなくフランス語が元になっている言葉になります。
フランスでは日常会話でも使われるオシャレな言葉の一つとなります。
フラジールの意味とは?
「フラジール」にはいくつかの意味が存在しています。
◦壊れやすい
「壊れやすい」という訳が「フラジール」の主な意味になります。
壊れやすい荷物を運ぶ際、外装にフラジールと書かれていることがあり、日本語で言う所の「こわれもの注意」という意味でも使われます。
1972年にイギリスのプログレッシブバンド「yes」が「フラジール」というアルバムを発表し、日本語訳で「こわれもの」と訳されていました。
◦脆い
フラジールには脆いという意味も含まれており、人気のロボットアクションゲームである「フロム・ソフトウェア」にフラジールというロボットが登場します。
紙装甲で、スピード重視というのが特徴のロボットになり、装備が脆いという意味でフラジールと名付けられたと推測されています。
◦繊細な
フラジールには繊細なという意味合いも持ち、内面というよりも外面の繊細さを表す場合に使われることが多いです。
「fragile beauty」という「繊細な美しさ」と訳される言葉も存在します。
もしも、そういわれたら褒められていると思って大丈夫です。
◦小心な
この場合は、臆病者、気が小さいと言った悪い意味で捉えられることが多いので、使用する際は注意が必要になります。
繊細なという意味で使ったのに、小心なという意味で捉えられたなんてことが起こり得るかもしれないので、どちらともとれるような発言は控えた方がいいでしょう。
ボカロ曲のフラジールとは?
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=a_rrj1Xh5LI&w=342&h=187]
ボカロ曲にもフラジールというタイトルの物が存在しているようです。
「ぬゆり」というボカロPが作詞作曲をして話題となった作品の一つになります。
彼の作品は繊細さがあふれている作品が多く、「フラジール」という曲は壊れやすいという意味の題名とオシャレな世界観がとてもあっていて素敵な曲です。
2016年9月10日に投稿され、今では100万再生を突破するくらいの人気曲になります。
不安定な世界観の曲にはなっていますが、その歌詞の解釈は人それぞれで、記憶喪失になった主人公の不安定な心を描いているとも捉えられます。
もしも聞いたことがないのなら一度聴いてみてください!
ELTのフラジールとは?
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=NP60Qqjfdhs&w=513&h=385]
それでは、ELTが歌うフラジールという曲のタイトルにはどのような意味があるのでしょうか?
「fragile」を作曲した際の持田香織さんは、メンバーが一人抜けたことにより、不安定で壊れやすい状況にあったようです。
そんな時に作られた曲が「fragile」で、そんな不安な気持ちを表現した作品の一つになります。
恋愛は壊れやすいという曲だと思って聞いている人も多いとは思いますが、抜けたメンバーにあてた曲ではないか、と推測する人も多いようですね。
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