マトリョーシカの意味とは?ロシア語/英語で異なる?プレゼントの意味は?ロシア土産のマトリョーシカって何?名前の意味は?起源は日本の入れ子人形!?マトリョーシカはロシア語と英語で異なる?マトリョーシカは縁起物でプレゼントにぴったり!「願いが叶う」と言われる素敵な言い伝えとは?
Contents
マトリョーシカの意味とは?
皆さんは、ロシアの伝統民芸品の「マトリョーシカ」を知っていますか?
ロシアのお土産店には、このマトリョーシカ人形が大小ズラリ!と並んでいるんです∑(・Д・ノ)ノ
マトリョーシカとは、いったい何なのでしょうか?
今日はその秘密に迫りたいと思います!
マトリョーシカって何?
マトリョーシカは、ロシアの代表的な民芸品である木製の人形です。
一番大きい人形の中に一回り小さい人形が入っており、その中にはさらに一回り小さい人形が・・・と5-6重に人形が入っている入れ子構造になっています。
スカーフ姿の若い女性の絵が描かれているのが本来のマトリョーシカです。
しかし、ロシアの歴代指導者をモチーフにしたものや、動物などが描かれたものなど、絵柄は多種多様です。
マトリョーシカの名前の意味は?
マトリョーシカという名前は、ロシアの女の人の名前から来ています。
昔のロシアの農民には、「マトリョーナ」や「マトリョーシャ」という名前の女の子が多かったのです。
この名前は、ラテン語で「母」を意味する「mater」に由来しています。
「健康的な農家の大家族の母親」のイメージを連想させる良い名前ですね。
ちなみに、「シカ」は、かわいいものにつける「〇〇ちゃん」の意味です(o^^o)
マトリョーシカは、日本のこけしや入れ子人形が由来!?
マトリョーシカは1890年、モスクワ郊外の工房で生まれました。
そして1900年のパリ万博への出展をきっかけに注目され、世界的デビューを果たしました。
たった100年ちょっとで、ロシアのシンボルとなり、今では世界中にコレクターがいます。
一説によると、日本を訪問したロシア人が箱根人形を母国に持ち帰ったのが始まりと言われています。
今でも、マトリョーシカのモデル/ヒントになったと言われている日本の入れ子人形「フクルマ」は、モスクワ郊外にあるおもちゃ博物館に展示されています。
マトリョーシカができるまで
マトリョーシカの制作方法は100年前からほとんど変わっていません。
①素材であるシナノキ、カシ、ポプラなどの木を伐採した後、一年間乾燥させます。
②機械を使って、上下がぴったりフィットするように調整しながら削り、やすりで磨きます。
③絵付けでは、乾いたら塗るの繰り返し&何度も重ね塗りをして、濃淡や色彩に変化をつけます。
④最後に表面にニスを塗って、再び数日間乾かします。
こうして、マトリョーシカに命が吹き込まれるのです(^^♪
職人さんたちは、ひとつひとつ手描きで作成しており、しかも毎回新しいデザインになるように工夫しているそうです。
同じ柄に見えますが、よーく見ると同じ顔や模様のものはなく、微妙に違いますね。
デザイナーさんたちの熱い職人魂を感じますね(* ‘∀’人)
マトリョーシカはロシア語/英語で異なる?
ロシア語では、「Матрёшка(マトリョーシュカ/マトリオーシカ)」と言います。
英語では、「Matryoshka doll(マトリョーシカドール)」と言います。
マトリョーシカのプレゼントの意味は?
マトリョーシカは安産・子宝のお守りとしても人気があります。
家庭円満・子孫繁栄の願いやおまじないが込められているんですね♪
また、マトリョーシカにはロマンチックな言い伝えがあります。
一番小さな人形は、「希望」と呼ばれており、「願いを込めて息を吹きかけたあと、蓋をして元通りに閉じておくと、その願いが叶う」と言われているんですよ。
マトリョーシカは、縁起が良くて贈り物にもぴったりですね(*´∇`*)
皆さんも、おしゃれなインテリアの飾りや、ウエディングドール、妊婦さんへの贈り物などとして、お一ついかがでしょうか?
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