不条理の意味とは?類語や理不尽/不合理との違いを超分かりやすく解説!不条理の意味って?不条理の類語は?不条理と理不尽/不合理との違いは?理不尽は人間が無茶苦茶で納得できない?不合理は制度のことを言う?不条理は人の力ではどうしようもないの?不条理について超分かりやすく解説します!
不条理の意味とは?
生きていると、この世の不条理を感じることってありますよね。
今日は、「不条理」について解説していきましょう(o^∇^o)ノ
筋道が通らないこと。また、道理に合わないこと。
不条理とは、条理が合わないことや、道理が立たない様子を表す言葉です。
条理と道理の意味を見ていきましょう(o^∇^o)ノ
物事のそうなければいけない理由のこと。
物事の正しい筋道のこと。
つまり不条理とは、条理がないこと…必ずそうなるという根拠がないことというわけです。
簡単にわかりやすくいうと、「なぜ?」と聞かれても、運命や偶然だと答えるしかないような、自分ではどうしようもないことが不条理です。
例えば、どんな環境に生まれるかどうかは運であり、人生がうまくいかない人がうまくいっている人に対して「不条理な世界」や「この世の不条理」などと表現します。
本当は、自分の人生を決める機会が平等に与えられることが「条理」ですが、自分の力でどうにかなることではありませんね(-。-;)
実存主義の用語での不条理は、人生に何の意義も見いだせない人間存在の絶望的な状況を意味しています。
※実存主義とは、世界における人間の現実存在を説明しようとする哲学のことです。
不条理の類語は?
不条理の類語はあるのでしょうか?
調べてみました(o^∇^o)ノ
荒唐無稽(こうとうむけい):言動に根拠がなく、でたらめなこと
頓珍漢(とんちんかん):物事のつじつまが合わないこと
背理:道理や論理に反すること
非合理:合理的ではないこと
非論理的:話の筋道が論理的ではないこと
不合理:道理に合っていないこと
不道理:道理に合わないこと
目茶苦茶:道理に合わないこと
理不尽:理にかなわない仕方で行うこと
不条理と理不尽と不合理は微妙にニュアンスが異なるので、次の項目で解説します(^○^)
不条理と理不尽/不合理との違いを超分かりやすく解説!
「皆が要領よく出世しているのに自分だけが損をするのは、この世の不条理を感じる」
「上司は私にだけ仕事をたくさん与えて、理不尽な扱いをしてくる」
「どれだけ残業をしても、残業代が出ない制度は不合理だと思う」
不条理と理不尽と不合理は、全部理解できないことや意味不明なことですが、どう違うのでしょうか?
違いを超わかりやすく解説していきましょう(o^∇^o)ノ
道理に合わないやり方で行うこと。
理不尽は、無茶苦茶すぎて納得できないことに対して使われます。
対して不条理は、人生が不運なことや社会・世界の非合理性を表しています。
つまり理不尽の方が、人間に苦しめられている意味合いであり、相手が理屈に合わない行動をしている状態を指します。
論理的な筋が通らないこと。
不合理は、社会や組織の中で機能していない、間違った制度について話すときに使うのです。
それに対して不条理は、人間の力ではどうにもならない、神様が決めるようなことに使われます。
三つの違いをまとめると、以下のようになります。
不条理:人の力ではどうしようもない運命的なもののこと
理不尽:人間が納得できない行動をしていること
不合理:制度が合理的でないこと
理不尽と不合理は変えられる可能性がありますが、不条理さだけは変えられません(^▽^;)
不条理について、いかがでしたか?
不条理な世界は変えようがないので、不条理を受け入れるしかありませんね(-。-;)
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