参照の意味とは?類語や参考・引用・出典との違いや書き方を紹介!参照という言葉の意味をご存知でしょうか?似たような意味の言葉に参考、引用、出典といった言葉がありますがその違いはどこにあるのか紹介していきたいと思います。そして他にも類語があるのかも調べていこうと思います。
そこに違いってあったりするの?
そもそも参照の意味ちゃんと理解してるの?ぬまくん?
参照の意味とは?
参照とはどのような意味を持つ言葉なのでしょうか?
「参照」は「照らし合わせること」若しくは「弾き比べて参考にすること」を意味する言葉になります。
理解をさらに深めるため、すでにある知識や資料などを他の情報と照らし合わせて見たり、読んだりするというニュアンスになります。
ここで注意してほしいのが、ただ見たり読んだりするのではなく、参考にして理解をするということが目的となる言葉です。
参照と似たような言葉の違いとは?
参照には似たような意味を持つ言葉がいくつかあります。
その違いについて説明していきたいと思います。
参照と参考の違いとは?
「参考」とは「照らし合わせて考えること」「自分の考えややり方を決める手掛かりとすること」という意味になります。
「参照」も「参考」も自分の考えの手がかりとするという点では同じような意味の言葉だと感じる人もいますが少しニュアンスが違ってきます。
2つの違いとしては、「参照」は本やネット上での文章や図を照らし合わせて見ることを意味する言葉です。
しかし、「参考」は本やネットに限らず、人からの話やテレビの情報などを手掛かりとすることを意味します。
つまり、「○○というサイトを参照した。」というのは正しいですが「××さんの話を参照した。」という表現は間違いとなります。
参照と引用の違いとは?
「引用」とは「自分の説の拠り所として、他の文章や事例などを引くこと」という意味になります。
自分の説や論を証明するために他の文章を引くという意味合いが「引用」には含まれています。
「引用」は本やネットの文章をそのまま載せることで、「参照」は照らし合わせて見ることなので、全く違った意味だということが分かりますね。
参照と出典の違いとは?
「出典」とは「故事、成語、引用文や引用された語句などの出所である書物」のことを指す言葉です。
つまり、引用もしくは参考にした著作物そのもののことを出典といいます。
「参照」は照らし合わせて見ることなので全くもって違う言葉になります。
因みに、出典の書き方はこうなります。
- 図書 :著者名,『書名』,出版社,出版年,該当ページ,(シリーズ名),ISBN.
- WEBページ:著者名,「Web ページのタイトル」,〈URL〉,(最終アクセス年月日).
- 論文 :著者名,「論文・記事のタイトル」,『雑誌名』,号数,発行年月,該当ページ.
- 新聞 :「記事のタイトル」,『新聞紙名』,発行年月日,朝/夕刊,版数,面数.
出典は文章のすぐ下に書いても、書類の最後にまとめて書いてもいいようですね。
参照の類語とは?
では、参照の類語にはどのような言葉があるのでしょうか?
- 引照:文献などを引き合わせて比べること。
- 参酌:条件を考えあわせ、適当に取捨選択すること。
- 引合:参考や比較のために例を挙げること。
- 対比:二つの物事を比べてその違いや特徴をはっきりさせること。
- 対照:比べ合わせること。照らし合わせること。
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