阿呆の意味とは?由来や類語・馬鹿との違いは?関西と関東で使われ方が違う?皆さん阿呆と言われてどう思いますか?少し不快に思いますかね?そもそも阿呆の意味を知っています?由来や類語・馬鹿との違いは何だろう?関西と関東で使われ方が違うってどういうことだろう?そんな方に解説スタート!
阿呆の意味とは?
「阿呆が」と言われると、めっちゃ凹みますよね(´;ω;`)
よく阿呆や馬鹿って人をののしる時に使われる言葉ですが、そもそも意味って何だろう?
ののしられているのは分かるけど、改めて聞かれると『(・・?』ってなります。
- おろかなこと。あほ。
※人をののしることに使われる
そう。私もそれ気になりました。
どういうこと??
どういう時に”阿呆”を使うのか例文を見てみましょう。
【阿呆の例文】
- この阿呆が
- 阿呆なことをして怒られた
- まんまと騙されて阿呆な話だ
おろかとは”知能の働きが鈍い”という意味でもあります。
上記の例文でも考えが足りなかったり、知能が鈍い様子がうかがえますね。
阿呆の由来や類語・馬鹿との違いは?
阿呆の由来と類語
それでは阿呆の由来を見ていきますよ(^O^)/
【阿呆の由来その1】
- 語源は秦の始皇帝がすごく大きな宮殿を建てたことからという説があります。
- その宮殿の名は阿房宮。
≪阿房宮説も二通りある≫
- 阿呆宮が項羽に焼かれたが、周りが呆れるほどバカでかいので全焼するのに3カ月かかったことから、馬鹿げたことを「あほ」という説。
- 大きすぎる宮殿を建てたことで財政難に陥り、国が滅びたことからという説。しかし、阿房の字は当て字とされている。
【阿房の由来2】
- 中国江南地方の「おばかさん」を意味する「あーたい:阿呆」からという説。日本語読みで「あはう」から「あほう」になった。
阿呆と馬鹿の違い
まず馬鹿の意味を見ていきましょう。
- 知能の働きがにぶいこと。またそのような人。
黒板で見るように阿呆と一緒ですよね。
”阿呆”も愚かなことでしたもんね。
阿呆と馬鹿は同義語になります。
先述した阿呆の類語にも「ばか」が出てきましたからね(^◇^)
ところがどっこい!ぬまくん。違いはあるんですよ(^O^)/
阿呆は関西でよく使われますが、関東では馬鹿という言葉がよく使われています。
そう違いは”地方の使われ方”です。
阿呆は関西と関東で使われ方が違う?
阿呆は関西でよく使われていると言いましたね?
どういうことか詳しくみていきましょう。
阿呆は関東では使われることが少ないです。
関東で使用した時は侮辱した意味を持ちますので、関西の人が関東の人に馴染みを持って「阿呆」と言うと険悪のムードになりますので注意してくださいね。
先ほども言いましたが、阿呆は関西で馴染みが深い言葉です。
漫才でもそうですよね。
「あほやな~」とか「あほか」と言っていますよね。
関西では「あほう」ではなく「あほ」と短く言い、親しみを込めて使われています。
日常会話でもよく使われるんですよ。
日常でも関西人はボケる人が多いですからね~。
ツッコみで使います(笑)
あと”まぬけ”なことをした時に愛情を持って言うことも。
では『馬鹿』はどうでしょう。
馬鹿は関西では侮辱の言葉になりますので注意してください。
そうなんです。
- 阿呆は関西では侮辱の言葉。
- 馬鹿は関東で侮辱の言葉となっています。
そうです。
関東では『馬鹿』は軽いニュアンスで愛情を持って使われることが多いです。
「ほんと馬鹿なんだから~♡」という感じで。
これを関西で言う時は「ほんとあほなんだから~♡」と使いましょう。
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