マトロートとは?うなぎや穴子が材料のフランス料理?レシピも調査!マトロートという言葉を聞いたことがありますか?うなぎや穴子が材料のフランス料理みたいなのですが、味どころか見た目すらも想像がつきませんね…謎の料理マトロートについて調べていきます!レシピについても併せて紹介します!
Contents
マトロートとは?
http://blog.livedoor.jp/pop_web/archives/51564722.html
マトロート、未知なる料理だと思った人は少なくないと思われます!!
どのような料理なのか説明していきますね!
マトロートについて!
白ワインもしくは赤ワインとブランデーの煮切りを使った煮込み料理のことをマトロートと呼びます。
川魚や海魚そして鳥獣の内臓など一癖も二癖もある魚肉類を、ワインや香辛料を大量に使い、臭みを消し香り豊かに仕上げるのが特徴です。
魚肉類って結局どれを選べばいいの?
魚肉類が材料とは言いましたが、どんな種類のものを使って作るのが一般的なのでしょうか??
基本的にはウナギ、鯉、マスといった淡水魚がメインです。
それに玉ねぎと季節の野菜などを合わせてできるのがマトロートになります。
マトロートてフランス料理なの?
そんなマトロートですが、結局はどこの国の料理なのでしょうか??
フランスの古典料理で、今では作られる機会が減っているようです。
フランスから生まれたマトロートですが、他にもイギリスのロンドンでも食べられているようですね。
因みに、マトロートは「matelote」と綴るフランス語ですが、英語での表現もフランス語と同じようです!!
マトロートの詳しいレシピについて!
マトロートの材料が分かったところでそのレシピについて詳しく調べていきますね!
マトロートの材料を紹介!
- ウナギ :2尾(約300g)
- 網油 :適量
- 赤ワイン :500ml
- ポルト酒 :50ml
- 香味野菜 :各100g
- サラダ油 :適量
- フォンドボー:500ml
- パセリの茎 :2~3本
- タイムの茎 :2~3本
- ローリエ :2枚
まずウナギは開いたものを用意してください。
網油と言うのは牛や豚の内臓の周りについている網状の油のことを指します。
香味野菜というのは基本的にはタマネギ、ニンジンそしてセロリが一般的になります。
マトロートのレシピを紹介!
- パセリとタイムの茎そしてローリエをタコ糸で縛ります。
- ウナギの皮の部分に熱湯をかけ、包丁でぬめりを取ります。
- 皮目の部分を炙り、元の形に成形したら網油で包み、タコ糸で縛ります。
- そのウナギをフライパンで香ばしくなるまで焼きます。
- フライパンに赤ワインとポルト酒を加え、弱火で約30分間煮込みます。
- 香味野菜は食べやすい大きさに切り、別の鍋にサラダ油を熱して炒めていきます。
- フライパンの煮汁が3分の1ほどまで煮詰まったら、フォンドボー、香味野菜そしてブーケガルニを加え蓋をして更に30分間弱火で煮込んでいきます。
- ウナギが煮あがったら取り出し、煮汁を漉し、更に半分の量になるまで煮詰めてソースにします。
- ソースにウナギを戻して約一日ほど寝かせるとウナギのマトロートの完成です。
レシピのポイント!
ウナギの皮のぬめりはとても厄介です。
もし手が滑って上手く掴めないというのならばキッチンペーパーを使うと上手く掴めるようになります。
このレシピでは皮は剥かないのですが、マトロートには皮を剥いて作るものとそうでないものがあります。
皮を剥いて煮込むと上品な仕上がりになり、剥かずに煮込むとボリュームが出て美味しいです。
人の好みは様々なので何とも言えませんが、初めて挑戦するのであれば皮を剥かない簡単な方をお勧めします。
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