ロジックの意味とは?IT用語?ビジネスでの使い方を解説!推理小説などで目にすることもあるロジックという言葉。その意味を理解せず使っていたりしていませんか??ロジックとはIT用語なのか、ビジネスで使われる言葉なのか、その使い方を一つ一つ解説していきたいと思います。
ロジックの意味とは?
土曜日の夕方にやっているアニメにもよく出てくる言葉、ロジック。
その意味とは何なのでしょうか?
「ロジック(logic)」というのは「思考の道筋」「論理」と言った意味を持つ英語になります。
「logical thinking」という言葉もあり、これは「論理的思考」の意味になります。
『論理』と言うのは一つ一つ筋道を立てて考えを進めていくことを言い、文系とは違い理数学系統の考え方をする人と相性がいい思考になります。
IT用語でのロジックとは?
IT用語で使われるロジックの意味とは何なのでしょうか?
IT用語で使われるロジックとは主にプログラミングに関わる言葉で、プログラムを処理するための内容やその手順を指します。
目的を決め、それを達成するために必要な動作の流れを決めることを「ロジックを組む」と表現し、そのロジックに従いプログラミングを進めていきます。
効率的にこのロジックを組み立てることができるかどうかでプログラミングの質が左右されます。
因みに「計算ロジック」というものもあり、ある特定の分野で目的の数値を導き出すためにいくつもの数式を組み合わせて作り上げられた計算式のことを指します。
この計算ロジックは数値を当て嵌めるだけで自動的に答えが導き出され、それさえ考案しておけば同じ計算を何度も繰り返し行う必要がなくなり、時間短縮もできてとても便利です。
ビジネスでのロジックとは?
IT用語の次はビジネスでのロジックについて調べていきましょう。
「ビジネスロジック」というのはデータベース上にある情報を処理するための手順のことを言います。
この言葉はプログラムが三層構造となるwebアプリケーション開発で使われており、中間層である「アプリケーションサーバー」に相当しています。
因みに三層構造と言うのは利用者への表示や受付などのインターフェースを担う「プレゼンテーション層」、業務に固有の処理や手順を実装した「アプリケーション層」、そして永続的にデータの記録を実装した「データ層」の三つになります。
ビジネスロジックというものはいずれにしても人により捉え方が変わっていくもので、明確な定義というものはないに等しいです。
ロジックの使い方(例文)も紹介!
最後にロジックの正しい使い方を説明していきたいと思います。
①ロジックがある
この場合は「論理性がある」という意味になり、何か一つのものに対して論理的な法則を見つけ出せた場合に使うことができます。
「売り上げの向上には何かしらのロジックがある」
「彼の奇妙な行動には何かロジックがありそうだ」
②ロジックを構築する
論理を組み立てて結論に至るまでの過程を付けるという意味で使われます。
「親を説得するためのロジックを構築しなければいけない」
③ロジックを積み上げる
論理的な考えを重ね、整理していくことを「ロジックを積み上げる」と表現します。
「複雑に思えていた問題でもロジックを積み上げで考えてみると案外シンプルだった」
④ロジックの弱点を突く
論理的に破綻している部分をつつき、相手の揚げ足を取ることを意味します。
「さっきの反論はロジックの弱点をついた素晴らしい切り返しだった」
「ウィルスの攻撃がプログラムロジックの弱点を突き、顧客名簿が流出した」
日常会話でそうそう使うことはないかもしれませんが、覚えていても損はないと思います。
真剣な話し合いをする時があるなら使える可能性も無きにしも非ずですね。
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