コラージュの意味とは?英語・フランス語どっち?画像や写真との関係も!コラージュの意味って?コラージュは英語?それともフランス語なの?コラージュは美術用語で技法の一つ!?コラージュ療法とは?コラージュの歴史は?ネットのコラ画像やコラ写真って?コラージュと画像や写真との関係も解説!
コラージュの意味とは?英語・フランス語どっち?
「コラージュ」とは、インターネットで見る画像や、書籍・カレンダー・広告などで目にすることがあります。
「コラ画像」や「コラ写真」と言うと、遊びのイメージですね(^▽^;)
今日は、「コラージュ」について、解説していきます(*゚▽゚)ノ
フランス語で「collage」。
絵画用語で、画面に印刷物や写真の切り抜きなど、様々なものを貼り付け、一部に加筆などをして構成するもの。
また、このような手法によって制作された作品。
コラージュとは、フランス語で「糊(のり)の付け」「膠(にかわ)による貼り付け」を意味する「collage」が由来です。
コラージュは、現代絵画において特殊な効果を出す一技法で、シュールレアリスム美術によって始められました。
コラージュで用いられるものは様々です。
新聞などの印刷物、砂、木の葉、
写真の切り抜き、木片、ビーズ、
キャンバスの断片、針金、布片、
絵や詩句を加筆、など
これらのものを組み合わせて、油絵やデッサンの上に貼り付けます。
コラージュは、絵具を使う絵画や、木・石・金属などを刻む彫刻のように、一つの素材だけを使った芸術とは全く別物ですね!
コラージュ療法とは?
心理療法の一つである、芸術療法に「コラージュ療法」と呼ばれるものがあります。
「コラージュ療法」は、雑誌や広告・新聞紙などから気に入った写真や絵を選び、切り抜いて好きなように台紙に貼って作品を作るものです。
この作成過程において、自己表現が可能になったり、癒やし効果が得られたりするのです。
また、誰かと一緒に作成することで親近感が湧き、信頼関係を築くことにも役立ちます。
特にコラージュ療法を繰り返し実施していく中で、自己の内面を自ら振り返るようになり、自己の気づきに繋がることが最も重要な効果の一つです。
コラージュの歴史は?
コラージュは、20世紀に現れた美術技法及びその作品のことです。
1912年に、ピカソやブラックが画面上に新聞の切り抜き・壁紙・レッテル・切手・マッチ箱・釘・糸・写真などを貼りつけて造形性を高めようとしたのが最初の作例です。
この作品は、「糊付けされた紙」という意味の「パピエ・コレ(papier collé)」と呼ばれ、現実の物体の導入という画期的な技法の発明でした。
キュビスムの芸術家たちは、純粋に画面の美的構成の手段として、紙などを貼り付けるのみで、二次元の絵画からはみ出すことはありませんでした。
その後、シュールレアリスムの芸術家たちは、画面に唐突な物を置き、異質の物を寄せ集めて、立体的な作品を作りました。
それは主観的構成の意図を持たず、新奇な連想や比喩・象徴・幻想などの効果を生み出したのです。
これによりコラージュの概念は拡大し、後のアッサンブラージュ(コラージュの立体版)へと発展しました。
コラージュは20世紀美術技法上最大の発明の一つであり、美術だけでなく写真やデザイン、音楽などの分野にも多大な影響を与えています。
そしてなによりも、現実にある既製の物体の導入という、従来の美術作品の概念を根底から変えた点が、コラージュのすごいところです。
コラージュは、本来はれっきとした技術のことなんですねΣ(・口・)!
コラージュと画像や写真との関係も!
コラージュの方法はとても簡単で、絵や写真・文字などを切り抜いて構成し、貼り付けるだけでしたね!
コラージュは元々芸術分野で使われていた用語ですが、絵画の世界に留まらず、今ではパソコンやスマホを使って、デジタル画像でコラージュすることが身近になっています。
インターネットでは、コラージュ画像を作るという使われ方をしますが、「コラ画像」「コラ写真」などと略されます。
写真を加工して作ったコラージュ画像のこと。
ネット上で話題になった特定の画像や、漫画のワンシーンなどを、大喜利のような意図で改変・作成された画像のこと。
コラ画像の中でも、特に雑なコラージュのことを「雑コラ」と呼びます。
コラ画像は、現実ではありえない、爆笑してしまうような面白画像を作れることが魅力で、その表現方法は無限大ですよ!
そんなコラ画像の作り方ですが、コラージュアプリやコラージュメーカーを使えば、誰でも簡単にできちゃいます(^○^)
コラージュについて、いかがでしたか?
スマートフォンでもコラ画像は作れるので、ぜひ作ってみてくださいね!
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