補完の意味とは?類語/対義語や使い方は?補間や補填との違いも調査!補完の意味は?どうゆうことを補完というのでしょうか?日常会話で補完を使うことはありますか?補完の意味を調べて類語や対義語も調査します。言葉の意味が解ると語彙が増え豊かな会話を楽しめるかも?補間や補填といった似た言葉との違いも調査します!
補完の意味とは?
補完(ほかん)とは不十分なところ、足りないところを補って完全にすることです。
完全または完璧にする為に補うことです。
補完はどんな時に使われているのでしょうか?
補完は生き物そのものに対しては使われない言葉です。
バレーボール部の試合に人数が足りないから補完しよう。
とは使いません。
書いた文章などに足りないところがあったり、考え方や技術的なところで足りない事がわかった場合にその部分を補うため追加されるときに使う事が多い言葉です。
類語/対義語や使い方は?
補完の類語にはどんな言葉あるのでしょうか。
補う:不足をみたす。埋め合わせる。「分かり易いように言葉を補う」「人員を補う」
補充:不足をおぎないみたすこと。人員を補充すると使うが、言葉を補充するとは使わない。「備品を補充する」「欠員を補充する」
補足:不十分なところを補い、付け加える事。「説明を補足する」「資料の補足事項を確認する」
足す:加える。不足を補う。「お風呂にお湯を足す」「言葉を足す」
カバーする:補う「後輩の仕事をカバーする」
では、対義語はどんな言葉があるか調べてみましょう。
補完を一言で言える対義語を見つけることはできませんでした。
類語を含めての対義語を探してみました。
不完全:欠けたところや十分でないところがあり、完全でない事。
不足:足りない事「晴天続きで水不足が深刻だ」「人手不足で工事が遅れる」
欠落・欠損・削減・不十分・未熟・未完
補完の使い方
提出する資料の不備を徹夜で補完する。
技術面の欠点を補完したことでスムーズな動きを実現した。
試合ではペアの選手とお互いの弱点を補完しあって優勝を目指す。
補完財という言葉がありますが、これはもちろん補う意味があるのですが、パンとバターのようにお互いに補完しあい、より有効な目的が達成されるような関係にある財のことを言います。
補間や補填との違いも調査!
補完に似た言葉で補間があります。
読み方は「ほかん」で一緒ですが使われる場面が大きく違います。
補間は前後のデータを参照し、その中間の値を演算から推測して補う事です。
例えば「1・2・3・〇・5・6・7」とあった場合〇に入るのは「4」と推測して埋めることができますね。
規則正しく一つずつ増えている事を理解して、4と推測して補ったのです。
補間は数値と数値の間を推測して埋めるときだけに使われる言葉なんですね。
【例 文】
欠けているデータを補間して表を完成させる。
観測した情報から空白部分を補間してグラフを作る。
補填(ほてん)の意味や使い方はどうなのでしょう?
補填は不足をうずめ補うという意味です。
補填は金銭に使う言葉です。
【例 文】
今月の家計の赤字を貯金を下ろして補填する。
会社の損失を保険で補填する。
自然災害の対策費を国の補助金で補填する。
さていかがでしたでしょうか?
補完の意味はお分かりになりましたか?
補う意味を持つ言葉が沢山ありましたね。
でも、今回取り上げた「補完」を耳にする事はあまり無いように思います。
だからこそ覚えた言葉を使ってみて下さい。
ちょっと難しいように思えても、使っているうちに使い方が身に付き、その場面に合った言葉を選んで会話や文章に使う事ができるようになっていくのだと思います。
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