秋波を送るの意味と使い方!由来(語源)と流し目との違いも!女性しか使えない?
秋波を送るって言葉、使ったことありますか?意味と使い方、由来まで詳しく解説します!
また、流し目との違いはあるのでしょうか?女性しか使えない言葉なの?そんなあなたの疑問に最後までお応えします!
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Contents
秋波を送るの意味
まず、「秋波を送る」の読み方をご存知でしょうか?
「シュウハヲオクル」です!
そう、アキナミじゃありませんよ!!( *´艸`)(笑)
では、「秋波を送る」の意味を見ていきましょう♪
女性が色目を使って異性の関心を引こうとすること。
他に、「媚びを売る、流し目」という意味もあります。
「秋波を送る」とだけ聞くと、とても綺麗な響きなのに、意外な意味を持っていますね!
ちなみに、響きの似たような言葉で「秋風」があります。
秋風には以下の2つの意味があります。
- 秋の風
- 男女の愛情が冷めること
例えば・・・
「仲の良かったあの男女にもいよいよ秋風が立ったようだ」
というように使えば、
「仲の良かったあの男女も、いよいよ愛情が冷めてきたようだ」という意味になります。
肌寒い秋の風らしい意味なんですね(´-ω-`)笑
「秋波を送る」とは響きが似ているだけで、意味は全然違うので要注意です♪
秋波を送るの使い方、女性しか使えない?
秋波を送るの使い方
では、秋波を送るの意味は、女性が色目を使って異性の関心を引こうとすることでしたが、具体的にどのように使うのでしょうか。
①お昼休みになると、若い女性社員がたくさんやってきて、会社で一番イケメンの彼に、秋波を送っている。
②美人の彼女は、自分の美しさにものをいわせて、たくさんの男性へ秋波を送っている。
媚びを売る意味があるので、文章がどうしてもネガティブな印象になりがちですねぇ・・・
でも、相手に好意を持ってもらうための行為であって、
必ずしも”悪いこと”ではないですよね♪( *´艸`)笑
秋波を送るは女性しか使えない?
さて、「秋波を送る」は女性しか使えない言葉なのでしょうか?
「秋波を送る」の意味は、女性が色目を使って異性の関心を引こうとすること、なので、厳密には女性しか使えないですよね。
でも、現代では、男女の性別関係なく、また、個人なのか法人なのかも関係なく、媚びを売るという意味で広く使われているんです!
それを踏まえて、例文を見ていきましょう!
①どうやら、甲社は、乙社にさかんに秋波を送っているようだ。
②あのバーのマスターは、常連の丙美ちゃんが来るたびに、秋波を送っている。
このように、会社等の法人関係や、男性から女性への媚びでも使われています。
実は政治界でも使われているようですよ♬
秋波を送るの由来(語源)と流し目との違い
秋波を送るの由来(語源)
まず、「秋波」とは何か、から見ていきましょう!
①秋の澄み切った波
②女性の涼しい目元
③流し目
そもそも、「秋波」とは、中国語が語源なんです!
秋の季節の澄み切った涼し気な水の波を指すものでした。
そして、その澄み切った涼しげな波の様子から、美人の涼しい目元をたとえるようになったのです。
さらに、この美人の涼しい目元から、男性へ媚びを売る色っぽい目つきを指すようになりました。
ところで、なぜ秋波を「送る」なのでしょうか?
これは、視線を「向ける」というように、「向ける」を使うよりも、「送る」を使う方が、
しっかりと相手方へ届ける、という意味合いが強くなるからなのです。
流し目との違いは?
初めにお話したように、「秋波を送る」には、流し目、という意味もあります。
しかし、「流し目」だけの意味を見ると、顔を動かさずに瞳だけで横を見る、ということになりますので、「秋波を送る」とは意味合いが異なりますね。
ただ、もしも、相手へ好意を持って流し目をしたのなら、「秋波を送る」と同じに意味になってきます!
流し目には、男女ともに色っぽいという印象を持たれることも多いので、恋愛テクニックとして使えるかもしれませんね!
秋波を送られるような、イケてる大人に近づけたかも♪
いつもありがとう、くろちゃん!
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