マイノリティーの意味とは?反対語(対義語)やマイナーとの違いは?マイノリティーの意味って?マイノリティーとマイナーの違いは?マイノリティーってどんな人達?マイノリティーの造語をたくさん紹介!マイノリティーの反対語(対義語)はあるの?マイノリティーについて簡単に説明します!
マイノリティーの意味とは?マイナーとの違いは?
最近、「マイノリティー」という言葉を耳にする機会が増えましたね。
ビジネスシーンや、ニュースなどで社会問題を扱うときによく登場します。
あまり良いイメージのない「マイノリティー」ですが、本来はどういう意味なんでしょうか?
今日は、「マイノリティー」について勉強していきましょう!
英語で「minority」。
少数。少数派。
マイノリティーとは、「社会的少数者」「社会的少数派」「社会的少数集団」という意味です。
元々は、英語で「小さい」を表す名詞の「minor」を形容詞化した言葉です。
マイノリティー(minority):名詞で、「少数派」という意味
マイナー(minor):形容詞で、「少数派の」という意味
つまり、「マイナーな人=マイノリティー」です。
- 少数民族
- LGBT
- 障がい者
- 難病の患者
- 婚外子
- 一人親家庭
- 少数派宗教の信者
など
数は多くても社会的に立場が弱い人々も「マイノリティー」と呼び、「社会的弱者」に近い意味で使われることもあります。
マイノリティーは、社会的な偏見や、いじめ・差別の対象になることも多く、少数派の事情を考慮していない社会制度の不備から損失を被ることもあります。
マイノリティーの造語は?
「マイノリティー」の造語はたくさんあるので、解説していきます!
少数意見。
少数者集団。
国家や社会の中で、民族的・文化的・宗教的に少数である人達の集団。
会社の株式を取得するにあたり、その会社に対する支配権を取得できない場合(少数株主)に、その点を価格に反映させるために、株式の時価から割引かれる価値のこと。
株式の過半数を超えない投資。
特定の企業の株式の過半数未満を取得すること。
「ラウド・マイノリティー」とも言う。
声高な少数派。声だけ大きい少数者。
派閥の中で、決して多数派ではないが、声高な主張を繰り返すことで大いに目立ち、印象が残りやすい人達のこと。
「セクシャル・マイノリティー」や「ジェンダー・マイノリティー」とも言う。
性的少数者。
何らかの意味で「性」のあり方が多数派と異なる人のこと。
同性愛者・両性愛者・性同一性障がい者などで、LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー)のこと。
「〇〇マイノリティー」や「マイノリティー〇〇」という造語はどんどん増えていきますね。
マイノリティーの反対語(対義語)は?
「minority/マイノリティー」は、「少数派」を指す言葉です。
逆に、「多数派」を意味する反対語(対義語)は、「majority/マジョリティー」になります。
英語で「mojority」。
多数。多数派。
マジョリティーもまた、元々は英語で「大きい」を表す名詞の「major」を形容詞化した言葉です。
派生語として、「サイレント・マジョリティー」があります。
「サイレント・マジョリティー」は、静かな大衆と直訳され、「物言わぬ多数派」という意味で、積極的な発言行為をしないが大多数である勢力のことです。
「マイノリティー」という言葉を、社会的少数派だからといって存在を否定するような差別目的で使ってはいけません!
「多数派が良くて、少数派が悪い」という考え方は、決して正しいものではありません!
「マイノリティー」という言葉を使うときは、相手の気持ちや事情を考慮しましょう!
マイノリティーについて、いかがでしたか?
色々な考え方があることを理解して、他人に接することができるといいですね。
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